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第一 次大戦時は戦車の速度も遅く、装甲も薄かったので在来榴弾砲にて対処できたが、戦後、戦車の効果を踏まえ各国で30〜40mm級の対戦車砲の開発が始まっ た。日本陸軍においてもそれらに影響を受け昭和8年に試作が終了昭和11年に制式化されたのが九四式37mm速射砲である。九四式37mm速射砲は移動速 度の敵戦車を目標とした為、速射速度を上げるために自動開閉式水平閉鎖器を採用し直接照準装置や撃発機構も新方式が採用されていた。また転輪も敵弾による 破損を防ぐ為に鉄製となっている。移動は一頭の馬にて牽引するか分解して四頭の馬に積載して行った。本砲は昭和14年のノモンハン事変に出動し速射砲中隊 に配備されたが集団行動をとるソ連戦車に対し大きな損害を受けている。太平洋戦争開戦後はほとんど使用されなかったが、本砲の輸送時の軽さを買われ昭和 17年2月4日のスマトラ島パレンバンへの空挺部隊降下作戦に使用された。生産は昭和9〜18年までに3400門以上なされた。 |
口 径:37mm |
砲身 長:1600mm(全長1706.5mmの資料有り) |
放列重量:327kg |
初 速:m/700sec |
最大射程:6700m |
備 考:1000mにて垂直装甲20mm貫徹。 |
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ノモ ンハンにて大きな痛手を負った日本の速射砲部隊の体験により、既存の九四式速射砲では性能不足であることが分かった。しかしながらそれ以上の技術を持って いなかったため、ドイツで開発されたPak.37を購入の上(仮制式として九七式37mm速射砲と命名、後の一式47mm機動砲の参考となった)、これを 参考として砲身を延長し薬室容積を大きくした改造九四式37mm速射砲を設計した。昭和16年、弾丸に一式榴弾と徹甲弾が開発されたために砲も一式 37mm速射砲と命名された。 |
口 径:37mm |
砲身 長:1710mm |
重 量:352kg |
初 速:780m/sec |
最大射程:6300m |
備 考:- |
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昭 和14年9月に設計が開始され昭和15年6月に試験が行われた速射砲(基本型は昭和13年3月に完成、機動砲としては昭和14年9月に試験砲が完成)。口 径を10mm大きくしたことと初速が830m/secとなったこと以外94式37mm速射砲とほとんど変わっていないが砲身の新設計や自動車牽引能力を持 たせたことなど、一応、制式時には列強の対戦車砲並みの性能を備えていたと言える。通常は車輌による移動であったが分解による搬送も可能で対戦車弾は弾底 信管の一式47mm徹甲弾を使用した。大戦中は日本陸軍の主力対戦車砲として活躍したが中盤以降はアメリカ陸軍のM4等が相手となったため苦戦を余儀なく された。 |
口 径:47mm |
全 長:2526mm |
砲身 長:6710mm |
重 量:327kg |
初 速:830m/sec |
最大射程:6900m |
備 考:至近距離で一式徹甲弾使用の場合、垂直装甲70mm貫徹、 また1000mの場合50mm弱貫徹。 |
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昭和 16年3月31に開発命令の出された速射砲。基本的には一式47mm機動砲の拡大改良型と言えるが、口径57mm、初速850m/sec、装甲貫徹力は 1000mにて60mmと一応の進歩が見られる。昭和17年7月10日〜昭和18年2月8日まで試験が行われたが威力不足と評価されたことにより試作のみ に終った。 |
口 径:57mm |
全 長:5540mm |
砲身 長:3255mm |
重 量:1540kg |
初 速:870m/sec |
最大射程:−m |
備 考:装甲貫徹力は1000mにて60mm。 |
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