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ロシア戦線において強力なソ連戦車に遭遇したドイツ軍の解決策として登場したのが『マーダーIII』であった。当時既に38(t)系列は旧式化しており偵察軽戦車として使用するにも低速で使用にたえない状況であったから、この対戦車自走砲化の動きは当然のなりゆきであったといえる。砲はソ連より捕獲したPak36(r)[FK296野砲]で、補給の観点からPak40の砲弾を使用できるように改装してあった。簡易対戦車自走砲として重宝され、生産は1942年4月〜10月に344輛、1943年に38(t)より19輛が改装された。配備は主にロシア戦線で北アフリカにも配備された。 |
重 量:10.67t |
乗 員:4名 |
武 装:Pak36(r)×1、7.92mmMG37×1 |
装 甲:前面50mm〜上面10mm |
エンジン:Praga EPA & EPA/2 |
速 度:42km/h |
航続距離:185km |
無 線:FuG spr d |
寸 法:全長5850mm×全幅2160mm×高さ2500mm |
備 考:- |
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Pak36(r)[FK296野砲]に変えてPak40を搭載した対戦車自走砲。Pak36(r)[FK296野砲]搭載型よりも低姿勢、軽量化され防御力も強化されていた。生産は1942年11月〜1943年4月に試作車両1輛、量産車が242輛。ほかに1943年に38(t)型より175輛が改装されている。配備は空軍地上部隊、SS、陸軍部隊など多岐にわたり、ロシア、北アフリカ、イタリア戦線でも使用。 |
重 量:10.8t |
乗 員:5名 |
武 装:7.5cm Pak40/3 L/46×1、7.92mmMG37×1 |
装 甲:前面50mm〜上面8mm |
エンジン:Praga EPA/2 |
速 度:35km/h |
航続距離:240km |
無 線:FuG5 |
寸 法:全長5770mm×全幅2160mm×高さ2510mm |
備 考:- |
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当初はBMM社が、38(t)式新型自走砲台車K型を使用して製造される予定の自走砲であったが、可能な限り製造期間を短縮するために後部エンジン搭載型のH型に『sIG33』を積んで生産することにしたもの。1943年には修理のため後送された38(t)戦車全てを、この改造をほどこす命令がだされた。生産は1943年2月〜4月に試作車1輛と生産車90輛が作られている。 |
重 量:11.5t |
乗 員:5名 |
武 装:15cm sIG33 L/12×1、7.92mmMG34×1 |
装 甲:前面50mm〜上面8mm |
エンジン:EPA/2 |
速 度:35km/h |
航続距離:185km |
無 線:- |
寸 法:全長4610mm×全幅2140mm×高さ2400mm |
備 考:- |
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ヒトラーは1942年7月に38(t)戦車の全生産を自走砲車体にせよとの命令を下したが、当初は前型の特徴そのままの使い勝手のよくない自走砲が粗製濫造されるにいたった。M型はこれとは別に新たに設計し直された車体にエンジンを車体中央に配置して安定性を向上させ砲も車体後部に搭載したものであった。1943年4月〜1944年5月に975輛が生産、『ヘッツアー』(後述)の生産化に伴い製造中止となった。 |
重 量:10.5t |
乗 員:4名 |
武 装:7.5cm Pak40/3 L/46×1、7.92mmMG34×1 |
装 甲:前面20mm〜上面8mm |
エンジン:Praga AC |
速 度:42km/h |
航続距離:190km |
無 線:FuG Spr d |
寸 法:全長4950mm×全幅2150mm×高さ2480mm |
備 考:1945年2月1日の段階で350輛が可動登録されていた。 |
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