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| 昭和10年秋に開発が命令された艦上攻撃機（三菱と競争試作）。昭和11年12月に試作型の10試艦上攻撃機が完成し昭和12年11月に制式採用され「97式1号艦上攻撃機」と命名された。昭和12年〜16年までに3号型を含め639機（3号型はその後愛知と広工廠にて611機生産）が生産されたが太平洋戦争の緒戦期には既に旧式化していたためN1は主力とはなっていない。 |
| 発動機 ：中島 光3型空冷星型9気筒 710HP／2600m |
| 寸 法 ：全幅15.5m、全長10.3m |
| 重 量 ：自重2099ｋｇ、総重量3700ｋｇ |
| 最大速度：350km／2380m |
| 航続距離：2148km（最大） |
| 上昇時間：3000m／7分50秒 |
| 武 装 ：ル式7.7mm機銃×1、800kg×1又は250Kg×2等、又は航空魚雷×1 |
| 備 考 ：- |
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| 当初からB5Nのエンジンは中島製「栄」とされていたが実用化の遅れから「光」が装備されていた。これを予定の「栄」に交換して装備したものがB5N2（3号型）であった。試作型は昭和13年11月に海軍に納入、昭和14年12月にB5N2として制式採用された。太平洋戦争開戦時には日本海軍機動部隊や基地航空隊の主力となって活躍したが昭和17年中期以降は損害が相次ぎサンタクルーズ海戦では配備機数58機の50％を失うなど旧式化を露呈している。 |
| 発動機 ：中島 栄11型空冷星型14気筒 970HP／3000m（公称）、1000HP（離昇） |
| 寸 法 ：全幅15.5m、全長10.3m |
| 重 量 ：自重2279ｋｇ、総重量3800ｋｇ |
| 最大速度：378km／3600m |
| 航続距離：2280km（最大） |
| 上昇時間：3000m／7分40秒 |
| 武 装 ：ル式7.7mm機銃×1、800kg×1又は250Kg×2等、又は航空魚雷×1 |
| 備 考 ：- |
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| 上記B5Nシリーズの競争試作として製作されたもの。昭和10年11月に試作機が完成、全体的に中島のB5Nより一回り大きい機体であったがエンジンが三菱「金星3型」（840HP）であった為、余裕がありB5Nと互角であった。このため補助機として昭和12年8月に制式採用されB5M1（97式2号艦上攻撃機）と命名された。昭和15年までに三菱で65機、広工廠で数十機（合計150機程度の資料有り）が製作されたが同国海軍内でもD3Aシリーズ（99式艦上爆撃機）と間違われることも多く連合軍のコードネームも存在していない。 |
| 発動機 ：三菱 金星43型空冷星型14気筒 1075HP／2000m |
| 寸 法 ：全幅15.3m、全長10.3m |
| 重 量 ：自重2342ｋｇ、総重量4000ｋｇ |
| 最大速度：380km／2200m |
| 航続距離：2322km（滞空時間9時間18分の資料有り） |
| 上昇時間：3000m／7分5秒（3000mまで6分10秒の資料有り） |
| 武 装 ：7.7mm機銃×1、800kg×1又は250Kg×2等、又は航空魚雷×1 |
| 備 考 ：- |
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