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ヨークタウン級（後述）で実用的な空母のプロトタイプを完成したアメリカ海軍は1938年の第2次ヴィンソン計画で、これを更に改良した空母の設計に着手した、この計画は予算枠のおかげで具体化しなかったが、第二次世界大戦の勃発により第3次ヴィンソン計画で復活し同型航空母艦3隻の建造が決定した。これがエセックス級である。1940年7月には同型艦8隻が追加、1941年12月の太平洋戦争開戦により2隻が追加、1942〜43年に更に19隻だ追加され合計32隻の建造が決まった。最終的には日本の降伏により24隻に縮小したが1タイプの正規空母としては最多を誇る。本艦はヨークタウン型の拡大改良型とは言え水中、水平防御や対空兵装が比較にならないほど強化され数、質を含めた能力は当時世界最強であった。また後々の搭載機の発達まで視野に入れていたためベトナム戦争まで実戦を体験している。一部は他艦種に転用されている。 |
ホーネット[ 二代 ]( Hornet II )
CV12
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1943年11月29日、バージニア州ニューポート・ニューズ造船所にて竣工。1944年3月20日に第58任務部隊に編入され30日のパラオ島攻撃に参加。1944年4月22日にはニューギニア・ホーランジア上陸作戦を支援。1944年6月15日サイパン島攻撃支援の為、小笠原諸島を空襲、続いて19〜20日のマリアナ沖海戦に参加。1944年7月21日にはグアム、24日にはテニアン島への上陸作戦を支援。同年9月にはフィリピン各地を空襲、21日にはマニラ湾の艦船攻撃に参加した。1944年10月12〜17日には台湾空襲、20日にはレイテ上陸作戦を支援、25日にはエンガノ岬沖海戦（日本名レイテ沖海戦）に参加した。1945年2月16〜17日に硫黄島攻撃支援の為に日本本土の攻撃に従事し19日には硫黄島上陸作戦を支援。1945年3月19日、呉及び神戸地区を攻撃、4月7日には戦艦「大和」を含む日本海軍第2艦隊を攻撃した。同5月13日には九州攻撃に参加したが6月5日に台風により甲板損傷、修理の為サンフランシスコに帰港しそのまま終戦を迎えた。1953年9月に攻撃空母（CVA）に艦種変更、1958年7月に対潜支援空母（CVS）に艦種変更。1966年8月にはアポロ宇宙船の回収作業に従事。1970年予備役編入。 |
フランクリン( Franklin ) CV13
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1942年12月7日に起工、1944年1月31日にバージニア州ニューポート・ニューズ造船所にて竣工。1944年7月4日に硫黄島攻撃に参加、同7月21日にはグアム島上陸作戦を支援、8月4〜5日には小笠原諸島を空襲した。1944年8月31〜9月2日まで硫黄島攻撃に参加、9月15日にはペリリュー島上陸作戦を支援した後、10月12日より台湾及びルソン島を攻撃していたが13日に日本自殺機の攻撃を受け損傷した。1944年10月25日にはエンガノ岬沖海戦（日本名レイテ沖海戦）に参加、30日ルソン島沖にて日本機の攻撃を受け損傷、本国へ帰還し修理を行った。1945年3月19日、呉及び神戸地区攻撃に参加中、日本海軍の急降下爆撃機の攻撃を受け爆弾2発が命中し格納庫内で炸裂、大破炎上したが沈没は免れた。1964年に除籍。 |
タイコンデロガ( Ticonderoga ) CV14
1943年2月に起工（当初は「ハンコック」と命名）、1944年5月8日にバージニア州ニューポート・ニューズ造船所にて竣工。第58任務部隊に編入。1945年1月21日台湾・沖縄を攻撃中に日本海軍自殺機2機の突入を受け損傷、本国帰還の上修理。1945年7月10日からは日本本土空襲に参加した。1947年に予備役編入、1952年より近代改装を受け1954年9月に再竣工した。1969年に対潜支援空母（CVS）に艦種変更、1973年除籍。
（本艦はフランクリン以前の船体より12フィート長い船体を使用） |
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基準排水量 ：27100t（オリスカニーは30800t）、満載38500t |
全 長：267.2m（タイコンデロガ、ランドルフ、ハンコック、ボクサー、レイテ、キアサージ、オリスカニー、
アンティータム、プリンストン、シャングリ・ラ、レイク・シャンプレーン、タワラ、ヴァレー・フォージ、
フィリピン・シーは270.8m） |
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幅 ：水線幅28.4m、最大45m |
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吃 水：7m |
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機 関：150000HP |
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乗 員：3500名 |
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速 力：33kt |
兵 装：12.7cm連装高角砲×4基、同単装高角砲×4基、40mm機銃×32〜68門
20mm機銃多数 |
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航 空 機：80〜100機 |
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備 考：- |
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