アメリカの航空母艦(U.S.Aircraft Carriers)

エセックス級 III (Essex Class III)

ランドルフ

レキシントン ( II )

バンカー・ヒル

Randolph (CV15)

Lexington (CV16)

Bunker Hill (CV17)

ヨークタウン級(後述)で実用的な空母のプロトタイプを完成したアメリカ海軍は1938年の第2次ヴィンソン計画で、これを更に改良した空母の設計に着手した、この計画は予算枠のおかげで具体化しなかったが、第二次世界大戦の勃発により第3次ヴィンソン計画で復活し同型航空母艦3隻の建造が決定した。これがエセックス級である。1940年7月には同型艦8隻が追加、1941年12月の太平洋戦争開戦により2隻が追加、1942〜43年に更に19隻だ追加され合計32隻の建造が決まった。最終的には日本の降伏により24隻に縮小したが1タイプの正規空母としては最多を誇る。本艦はヨークタウン型の拡大改良型とは言え水中、水平防御や対空兵装が比較にならないほど強化され数、質を含めた能力は当時世界最強であった。また後々の搭載機の発達まで視野に入れていたためベトナム戦争まで実戦を体験している。一部は他艦種に転用されている。

ランドルフ ( Randolph ) CV15

1944年10月9日、バージニア州ニューポート・ニューズ造船所にて竣工。1945年3月10日、第58機動部隊は沖縄作戦に備えて出港、この準備中の3月11日に自殺機の攻撃に晒され、ランドルフに1機が命中、大破し17日間の戦場離脱となった。その後4月より沖縄攻撃に参加、5月にはミッチャー中将率いる機動部隊の旗艦となる。1945年7月10日より終戦まで日本本土の攻撃に参加。1947年に予備役。1952年より改装され1953年に再就役。1956年に改装、一時レギュラスミサイルの実験艦となったが、その後、地中海の第6艦隊に配属。1953年に攻撃空母(CVA)に類別、1959年に対潜支援空母(CVS)に類別されアルファ任務群の旗艦となった。1969年に再び予備艦、1973年除籍。

レキシントン[二代] ( Lexington II ) CV16

1943年2月17日にマサチューセッツ州のクインシーのベスレヘム・スチール社にて竣工(当初はキャボットと命名)。1943年10月5〜6日にウエーク攻撃に参加、11月20日にタワラ攻略作戦を支援。1943年12月4日にクエゼリン攻撃中に魚雷攻撃を受け1本が命中、損傷した。1944年2月2日にマーシャル諸島侵攻作戦に参加。1944年6月15日、サイパン上陸作戦を支援、同19日にマリアナ沖海戦に参加。1944年9月15日に第3艦隊し編入され、ペリリュー攻略作戦に参加。1944年10月25日にエンガノ岬沖海戦に参加後、11月5日ルソン島沖にて自殺機の攻撃を受け1機が命中し小破。1945年7月10日より日本本土攻撃に参加し終戦を迎えた。1947年に予備艦となりブレマートンにてモスボール状態となった。1953年9月にピューゼット・サウンド工廠にて改装、1955年8月に再竣工した。1962年10月に対潜支援空母(CVS)に類別、1965年より練習空母になり1980年代初頭まで活躍。

バンカー・ヒル ( Bunker Hill ) CV17

1943年5月25日にマサチューセッツ州のクインシーにて竣工。1943年11月11日にタワラ上陸作戦に先立ち、ラバウル攻撃に参加、同11月20日にタワラ上陸作戦を支援。1943年11月末に機動部隊本隊より離れ、軽空母「モンテレイ」と共にナウル砲撃の戦艦部隊を支援、同12月末には同じくカビエン砲撃を支援した。1944年2月17日にトラック島攻撃に参加し搭載機が日本海軍軽巡洋艦「那珂」を撃沈、同2月23日よりサイパン・テニアン攻撃に参加。1944年6月19日にマリアナ沖海戦に参加し日本海軍急降下爆撃機の攻撃を受け損傷した。1944年10月25日にエンガノ岬沖海戦(日本名レイテ沖海戦)に参加。1945年3月中旬より沖縄攻撃に参加4月には戦艦大和を主軸とする日本海軍第2艦隊を攻撃、その後5月11日に自殺機2機が命中し大破炎上、本国に回航された。1947年1月に予備艦となりピュゼット・サウンド工廠にてモスボールされブレマートンにて保管。1952年9月に航空機運搬艦(AVT9)となったが実際は使用されなかった。1965年5月にサンフランシスコ工廠にて整備の上、サンディエゴの海軍電子工学研究所の実験艦となったが1966年11月1日に除籍。
基準排水量 :27100t(オリスカニーは30800t)、満載38500t
全    長267.2m(タイコンデロガ、ランドルフ、ハンコック、ボクサー、レイテ、キアサージ、オリスカニー、
          アンティータム、プリンストン、シャングリ・ラ、レイク・シャンプレーン、タワラ、ヴァレー・フォージ、
          フィリピン・シーは270.8m)
     :水線幅28.4m、最大45m
吃    水7m
機    関:150000HP
乗    員3500名
速    力33kt
兵    装12.7cm連装高角砲×4基、同単装高角砲×4基、40mm機銃×32〜68門
        20mm機銃多数
航 空 機:80〜100機
備    考-
陸奥屋 http://www003.upp.so-net.ne.jp/wowow262/


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