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1916年度計画の巡洋戦艦（CC2、CC3）の船体をワシントン条約により航空母艦に改装したもの。当初より47ｍのカタパルトやエンクローズド・バウ、アイランド型の採用など近代航空母艦の様相を呈していた。 |
レキシントン ( Lexington ) CV2
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1921年起工、1922年7月、工程26.7%より航空母艦への改装を開始。1927年12月就役。太平洋戦争開戦時はミッドウエー島への海兵隊輸送からの帰途途中で1941年12月7日夕刻にハワイへ寄港。1941年12月14日にウエーク島救援の為、ハワイを出港したが同23日には同島が日本軍に占領された為、帰投した。1942年1月31日、ハワイを出港、2月20日には日本占領下のラバウル攻撃を企画したが日本海軍の偵察機に発見され奇襲が不可能となった為中止。1942年3月6日、ニューヘブライズ諸島付近で航空母艦「ヨークタウン」（前出）と合同し3月10日にニューギニア・サラモアを攻撃、日本海軍軽巡洋艦「夕張」等を損傷させた、3月16日にハワイに帰投。1942年4月15日にハワイを出港、5月7〜8日の珊瑚海海戦に参加したが日本海軍艦載機の攻撃により魚雷3本、爆弾2発が命中。復旧したものの船体内に漏れたガソリンが気化、、それに引火爆発し、その後放棄。1942年5月8日7時56分に沈没した。 |
サラトガ ( Saratoga ) CV3
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1920年9月起工、1922年7月、工程29.4％で航空母艦への改装を開始。1927年11月就役。太平洋戦争開戦時はサンチャゴ軍港に在泊していたが1941年12月8日に駆逐艦3隻を引きつれ同港を出港、15日にハワイに到着、翌16日に出港しウエーク島救援に向かったが23日に同島が占領された為ハワイに帰投。1942年1月11日にハワイ沖にて日本海軍潜水艦「伊6」の雷撃を受け大破、本国に回航されてピューゼット・サウンド工廠で約5ヶ月間修理に従事。1942年6月1日にサンチャゴを出港し同8月7日にガダルカナル島上陸支援を実施、同24日に第2次ソロモン海戦に参加。1942年8月31日に日本海軍潜水艦「伊26」の雷撃により大破、3ヶ月の修理に従事した。1943年11月1日に航空母艦「プリンストン」（後述）と巡洋艦2隻、駆逐艦12隻で機動部隊を編成しブーゲンビル北西岸のブカ、ブインを空襲、翌2日も飛行場攻撃を行い使用不可能にした。同5日にはラバウルを空襲、地上施設や港湾施設を破壊。1943年11月11日には更に航空母艦「エセックス」「バンカー・ヒル」（前出）、「インデペンデンス」（後述）の艦隊と合同し再度ラバウルを空襲した。1944年1月28日ウオッゼを攻撃、同30日にはエニウエトクを攻撃、その後インド洋に進出しセイロン島にてイギリス東洋艦隊と合同、1944年4月19日にスマトラのサバンを攻撃。1944年5月17日イギリス艦隊と共にスラバヤ攻撃を行ったあとにイギリス艦隊と分離。1945年2月17日〜22日に硫黄島攻略作戦を支援、最中の21日に日本海軍の自殺機7機の攻撃を受け大破、本国のピューゼット・サウンド工廠にて修理していたが、その後は戦線に復帰できなかった。1946年7月25日にビキニ環礁の原爆実験に供され沈没した。 |
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基準排水量 ：36000t（33000tの資料あり）、満載-t（39000tの資料あり） |
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全 長：270.8m |
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幅 ：水線幅32.2m、最大39.7m（ホーネットは34.8m） |
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吃 水：7.4m |
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機 関：180000HP |
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乗 員：2951名（レキシントン）、3373名（サラトガ） |
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速 力：34kt |
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兵 装：20.3cm連装砲×4基、12.7cm単装高角砲×12基 |
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航 空 機：90〜120機 |
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備 考：サラトガ改装後の満載排水量は47700tとの資料がある。 |
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