E14Y1(空技廠 零式小型水上機)

E14Y1(Kugisho Typa Zero Reconnai sance Seaplane)<Glan>

日本海軍が「12試潜水艦用偵察機」として自ら設計を行った潜水艦搭載用小型水上偵察機。それ以前に96式小型偵察機があったが、この機体の後継機種とされた。エンジンは96式小型偵察機と同じ「天風」12型(340HP)とされエンジンによる高性能化よりも機体リファイン、組立て時間(96式小型偵察機では40分程度)短縮、収容時間の短縮、実用性向上などに重点が置かれていた。簡素な機体ではあったが制約も多く1号機の完成は昭和14年となり、さらに重量過多(これについては潜水艦用カタパルトの改良などまで行ったと言う)、安定性欠如により制式採用は昭和15年12月までずれ込んだ(零式1号小型飛行機1型[E14Y1]として制式採用、昭和17年に零式小型水上機に名称変更)。本格配備は昭和17年よりからで伊号潜水艦に搭載され太平洋全域、インド洋、アフリカ、中東への連合軍基地や重要戦区への偵察に活躍、昭和17年9月9日と26日にはアメリカ西海岸オレゴン州森林地帯へ焼夷弾投下によるアメリカ本土空襲(現実的な影響はほとんど無かったが)などを行っている。しかし昭和18年以降は潜水艦自体の行動が連合軍のハンターキラーにより制限され、また連合軍の防空体勢も強化された為、活躍の場は少なかった。昭和17年より18年に渡辺鉄工所において126機が生産されている。
発動機 :瓦斯電「天風」12型空冷星型9気筒 340HP(離昇出力)
寸 法 :全幅10.98m、全長8.538m
重 量 :自重1072kg、総重量1450kg(自重については1119kgの資料も有る)
最大速度:246km/-m(240kmの資料もある)
航続距離:982km
上昇時間:3000m/10分11秒
武 装 :7.7mm機銃×1、爆弾30Kg×2
備 考 :-


E15K1(川西 水上偵察機「紫雲」)[二式水上偵察機]

E15K1(Kawanishi Reconnai Seaplane"Shiun")<Norm>

日本海軍が川西に一社特命で14試水上偵察機として開発命令を出した水上偵察機。目標としては敵制空権において敵戦闘機の追撃をかわす速度を持つ強行偵察機であった。エンジンは速度第一としたことから当時入手可能な最大馬力の三菱「火星」(1680HP)が選ばれ、プロペラも強大なトルクステアより安定させるために日本機には珍しい二重反転プロペラが採用された。さらに主フロートは投下式、補助フロートも飛行中は主翼の下面内側に引き込みと言う思いきった方式がとられた。1号機は昭和16年12月に初飛行したが速度は470km/hにとどまり海軍側も「2式水上偵察機」として増加試作を更に10機(試作機は5機)発注し昭和18年8月に水上偵察機「紫雲」として制式採用したもののそれ以上の生産は行われずに終わった。本機のうち6機が昭和19年にパラオ基地に派遣されているがアメリカ軍の空襲時、空中退避中に攻撃を受け全機が撃墜されている。
発動機 :三菱 「火星」24型空冷星型14気筒 1500HP(離昇出力)[1680HPの資料も有る]
寸 法 :全幅14m、全長11.57m(全長については11.587mの資料が有る)
重 量 :自重3165kg、総重量4100kg
最大速度:470km/5200m
航続距離:1390km
上昇時間:6000m/10分0秒
武 装 :7.7mm機銃×1(後部旋回式)、爆弾60Kg×2
備 考 :-


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