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E7K（川西 94式水上偵察機） |
E7K(Kawanishi Typa 94
Reconnaissance Seaplane)
↑E7K1
↑E7K2
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| 日本海軍が昭和7年4月に川西に試作命令を出した水上偵察機（愛知との競争試作）。複葉三座水上偵察機の最高傑作とされている。昭和8年2月に試作1号機が完成、愛知機（AB-6)との比較の結果、ほぼ全てにおいて勝ったため昭和9年5月にE7K1（94式1号水上偵察機）として制式採用が決定した。同年10月より部隊就役が始まったが搭載していた91式600HP（水冷）エンジンの信頼性に問題があり昭和13年8月にはエンジンを三菱「瑞星」11型に変更したE7K2（同２号水上偵察機）が制式採用された。実戦部隊の評価も高くE13A型（愛知 零式水上偵察機）が就役しても訓練や連絡、輸送機、対潜哨戒機として終戦まで使用されている。E7K1は川西で183機、E7K2が290機生産され別に日本飛行機で57機（K1〜2両方）が生産された。また戦前にドイツよりライセンス生産の打診があったと言う。 |
| 発動機 ：三菱「瑞星」11型空冷星型14気筒 870HP（離昇出力） |
| 寸 法 ：全幅14m、全長10.5m（全長は10.41mとの資料もある） |
| 重 量 ：自重2100ｋｇ、総重量3300ｋｇ（1984kg、3000kgの資料もある） |
| 最大速度：276km／2050m（277kmの資料もある） |
| 航続距離：2463km（最大、別に11時間20分の滞空時間との資料有り） |
| 上昇時間：3000m／9分6秒 |
| 武 装 ：7.7mm機銃×3、爆弾30Kg×4または60kg×2 |
| 備 考 ：上記性能はE7K2 |
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