|
||||||||||
|
||||||||||
日本海軍が初めて実用化した双発複座戦闘機。長距離侵攻・爆撃機迎撃・偵察・地上攻撃などを目的に昭和14年3月に中島と三菱に対して13試双発陸上戦闘機として試作内示があったが三菱は辞退したため中島一社試作となった。昭和16年3月に1号機が完成、海軍の審査を受けたが戦闘機として不適合(当然ながら運動性・上昇力等は単発戦闘機に適わなかったため)とされたが、そこそこの性能を示した為、昭和17年7月に二式陸上偵察機(J1N1-Cとの資料があるがJ1N1-Rが正しい)となる。昭和18年春にラバウル上空の夜間迎撃戦で斜銃を搭載した改造二式陸上偵察機がB17を撃墜(5月21日に第251航空隊所属機がラバウル上空にてB17を2機撃墜)、この戦果が本機を再び双発複座戦闘機として還り咲かせることになった。戦争後半には本土上空夜間迎撃戦に参加し特に昭和20年5月25〜26日のアメリカ陸軍73、313、314、58BW合計498機(投弾464機、搭載爆弾は焼夷弾)のB29が夜間に中高度にて東京に侵入した迎撃戦において横空と302空の月光が10数機を撃墜(日本軍発表総合戦果22機、アメリカ陸軍発表26機損失[内、数機が行方不明])等の戦果をあげている。本機は高高度における性能も良くなく夜間中低空爆撃機迎撃のみ戦果をあげられたが、これといった代わりの機体も無いため陸軍の二式双発複座戦闘機「屠龍」(後述)と同じ状況で使用され続けた。生産は昭和17年6月から昭和19年12月までに中島小泉製作所にて477機。 ※資料として3〜4冊使用しましたが、月光各型呼称の疑問が文林堂「世界の傑作機No.57
海軍夜間戦闘機[月光]」
|
||||||||||
発動機 :中島「栄」21型 空冷星型14気筒 1130HP(離昇) | ||||||||||
寸 法 :全幅16.98m、全長12.77m(全幅17m、全長12.2mの資料あり) | ||||||||||
重 量 :自重4852kg、総重量6900kg(自重4840kg、総重量7010kgの資料あり) | ||||||||||
最大速度:507km/5850m | ||||||||||
航続距離:2545km(正規状態)(R型のデータを流用したと思われる、また3300kmの最大航続距離の資料もある) | ||||||||||
上昇時間:5000m/9分35秒(R型のデータを流用したと思われる、また6000m/10分0秒の資料もある) | ||||||||||
武 装 :20mm×4(胴体上下面各2)、爆弾60kg×2(空対空爆弾が基準になっているが通常でも250kgも可能) | ||||||||||
備 考 :上記性能はJ1N1-S型。 |
[★高収入が可能!WEBデザインのプロになってみない?!
自宅で仕事がしたい人必見!
]
[ CGIレンタルサービス | 100MBの無料HPスペース | 検索エンジン登録代行サービス ]
[ 初心者でも安心なレンタルサーバー。50MBで250円から。CGI・SSI・PHPが使えます。 ]
FC2 | キャッシング 花 | 出会い 無料アクセス解析 | |