日本の駆潜艇
(Japanese Sub-Chaser)

28号型 (No.28 class)
[31号艇、32号艇、33号艇]

15〜17年度計画によって建造された駆潜艇。15年度に12隻、16年度に19隻、17年度に3隻の建造がなされている。基本的に兵装や配置は13号艇と同様で、同艇が保身性にやや不良が見られたため艦尾艦底の形状と構造に改正を施したものであった。13号艇との見かけ上の違いは艦尾が垂直になったことで排水量も460tから442tとなっていた。資料によっては13号艇後期型となっているものもある。

31号艇

[Sub-Chaser No.31]

写真無し

昭和15年度計画。昭和17年6月15日、東京石川島造船所にて竣工。竣工後第8艦隊第8根拠地隊に編入されラバウルに進出し船団護衛に従事。昭和17年8月にナウル島攻略作戦に参加後、9月にラバウル進出。昭和17年10月23日にアメリカ軍機の攻撃を受け損傷し11月末、横須賀で修理、同年12月末より再びラバウルへ進出し船団護衛に従事。昭和18年3月に第4根拠地隊に編入されトラック方面にて船団護衛、8月に第6根拠地隊に編入されてクエゼリン方面にて哨戒に従事。昭和19年6月末に第3南遣艦隊に編入されマニラ方面にて船団護衛に従事していたが昭和20年フランスインドシナ南方海域にてアメリカ軍艦載機の攻撃を受け沈没。昭和20年3月10日除籍。


32号艇

[Sub-Chaser No.32]

昭和15年度計画。昭和17年4月30日、日本鋼管鶴見造船所にて竣工。横須賀防備戦隊に編入され東京湾、三陸沖にて船団護衛に従事。昭和18年3月に第4根拠地隊に編入されトラック方面にて船団護衛、9月よりウエワク方面にて船団護衛を行った。昭和19年3月より横須賀〜サイパン間の船団護衛に従事、ついでフィリピン方面で船団護衛を行っていたが同年9月24日コロン湾にてアメリカ海軍艦載機の攻撃を受け沈没。昭和19年11月10日除籍。


33号艇

[Sub-Chaser No.33]

昭和15年度計画。昭和17年8月15日、三井造船玉野造船所にて竣工。横須賀防備戦隊に編入され東京湾、三陸沖にて船団護衛に従事。昭和18年3月に第4根拠地隊に編入されトラック〜パラオ方面にて船団護衛。昭和19年2月17日にトラックにてアメリカ海軍機の攻撃を受け損傷、修理後同年8月に南西方面艦隊に編入され日本本土、マニラ、シンガポール間の船団護衛に従事していたが昭和20年3月21日にフランスインドシナのカムラン湾にてアメリカ海軍艦載機の攻撃を受け沈没。昭和20年5月10日除籍。

基準排水量:420t
常備排水量:442t
全   長:51m
    6.7m
吃   水:2.63m
主   機:艦本式23号8型ディーゼル機関×2(2軸、1700HP)
乗   員:80名
速   力:16ノット
航続距離 :14ノットで2000浬
兵   装:8cm高角砲×1基、13mm連装機銃×1基、25mm単装機銃×3基、
      94式爆雷投射機×2基、爆雷装填台×2基、爆雷投下軌条2基、爆雷36個、
      93式水中聴音機、3式または93式水中探信儀
備   考:兵装は大戦末期の状態


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