昭和16年度計画。昭和19年1月31日、函館船渠にて竣工。竣工後、佐世保防備戦隊大島防備隊に編入、奄美大島にて哨戒活動。昭和19年4月第4海上護衛隊に編入され佐世保〜沖縄間の船団護衛に従事。昭和19年9月よりは佐世保〜奄美大島間の船団護衛に従事。昭和20年3月1日に鹿児島県諏訪之島海域にてアメリカ海軍艦載機の攻撃を受け損傷、同4月2日奄美大島海域にてアメリカ海軍艦載機の攻撃を受け損傷。昭和20年5月に第5特攻戦隊に編入され佐世保〜青島間の船団護衛に従事。以後は佐世保を基地として哨戒、船団護衛に従事していた。終戦を佐世保で迎える。昭和20年10月5日除籍、同12月1日に特別輸送艦に指定、昭和22年10月3日に中国国民党政府軍に引渡し、珠江Zhujiangと命名。昭和39年同国海軍から除籍された。

昭和16年度計画。昭和18年11月30日、日立造船因島造船所にて竣工。竣工後、横須賀防備戦隊に編入され横須賀〜神戸間の船団護衛に従事。昭和19年1月末より横須賀〜サイパン間の船団護衛に従事。昭和19年6月12日、サイパンより帰途途中に同海域にてアメリカ海軍艦載機の攻撃を受け損傷。昭和19年7月15日父島方面哨戒任務のため横須賀を出港、同20日に父島海域にてアメリカ海軍艦載機の攻撃を受け沈没。昭和19年9月20日に除籍。

昭和16年度計画。昭和18年11月8日、川南工業香焼島造船所にて竣工。竣工後、横須賀防備戦隊に編入された。同年12月父島特別根拠地隊に編入、父島、南鳥島、サイパン方面への船団護衛に従事。昭和19年6月再び横須賀防備戦隊に編入、横須賀〜父島方面への船団護衛に従事。昭和19年12月5日、八丈島輸送船団護衛中に駆潜艇第52号と接触し損傷、旗風に牽引され横須賀に帰還、修理。昭和20年2月より八丈島への船団護衛に従事していたが、そのまま横須賀にて終戦を迎えた。昭和20年9月15日除籍、同年12月1日に特別輸送艦に指定、昭和23年8月1日に解体完了。