日本の駆潜艇
(Japanese Sub-Chaser)

13号型
[25号艇、26号艇、27号艇]

14年度計画によって誕生した駆潜艇で過去の駆潜艇が量産性を考慮に入れず、設計されていたのに比べ、本艦は有事下の量産性の向上が大きな条件とされていた。エンジンは商船用として実績のあった艦本式23号8型ディーゼルが装備され低速は忍ぶところとなり、また商船式の厚板材を使用し構造の簡易化を進め工程の節約を行っていた。後述の28号型も基本的には、この13号艇に準じた設計で多少の簡易化を進めたものである。

25号艇

[Sub-Chaser No.25]

昭和15年度計画。昭和16年12月29日、三菱重工横浜にて竣工。竣工後、呉防備戦隊に編入、豊後水道哨戒に従事。昭和17年5月3日、第5艦隊第13駆潜隊に編入され同月21日に横須賀を出港しキスカ海域での哨戒に従事した。昭和17年7月15日キスカ湾外にてアメリカ海軍潜水艦「グラニオン」の雷撃を受け沈没した。昭和17年7月20日除籍。


26号艇

[Sub-Chaser No.26]

写真無し

昭和15年度計画。昭和16年12月20日、日本鋼管鶴見にて竣工。竣工後、呉防備戦隊に編入、豊後水道哨戒に従事。昭和17年5月3日、第5艦隊第13駆潜隊に編入され同月21日に横須賀を出港しキスカ海域での哨戒に従事した。昭和17年8月、呉鎮守府に編入され横須賀に帰投、修理整備後の同年12月末、第8艦隊第2特根に編入されショートランドにて船団護衛及び哨戒に従事。昭和18年4月よりウエワク方面にて船団護衛に従事し昭和19年1月に呉に帰投。昭和19年10月よりフィリピン方面部隊に編入され船団護衛に従事し同年12月再び呉に帰投。昭和20年2月末に第1海上護衛隊に編入され鎮海方面にて船団護衛に従事、同年7月30日に鎮海沖にてアメリカ軍機の攻撃を受け沈没。昭和20年9月15日除籍。


27号艇

[Sub-Chaser No.27]

写真無し

昭和15年度計画。昭和17年1月28日、東京石川島造船所にて竣工。竣工後、呉防備戦隊に編入、豊後水道哨戒に従事。昭和17年5月3日、第5艦隊第13駆潜隊に編入され同月21日に横須賀を出港しキスカ海域での哨戒に従事した。昭和17年7月15日、キスカ湾外にてアメリカ海軍潜水艦「グラニオン」の雷撃を受け沈没。昭和17年7月20日除籍。

基準排水量:438t
常備排水量:460t
全   長:51m
    6.7m
吃   水:2.75m
主   機:艦本式22号8型ディーゼル機関×2(2軸、1700HP)
乗   員:68名
速   力:16ノット
航続距離 :14ノットで2000浬
兵   装:8cm高角砲×1基、13mm連装機銃×1基、25mm単装機銃×3基、
      94式爆雷投射機×2基、爆雷装填台×2基、爆雷投下軌条2基、爆雷36個、
      93式水中聴音機、3式または93式水中探信儀
備   考:兵装は大戦末期の状態


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