九二式10センチ加農砲

『十四年式10センチ加農砲』が馬での牽引が可能であったのに対して車両による牽引を目的として製作された砲。昭和2年に試作砲が完成したが重量過大の為、改めて昭和5年に研究が開始され同7年に完成、昭和9年に長砲身に変更されて翌年制式採用となった。初陣は昭和14年のノモンハンで、独立野戦重砲兵第7連隊(16門装備)が使用している。
口    径:105mm
放列砲車重量:3730kg
高低射界度 :-5〜45
方向射界度 :+−18
初    速:765m/sec
射    程:18200m
備    考:-


四年式15センチ榴弾砲

日露戦争時にクルップ社から購入した『三八式15センチ榴弾砲』は設計に欠陥(射撃時に砲架が不安定に動く等)があり、その更新の為に製作された砲。フランスの1904年式155ミリ短カノン砲を範にして製作されていて、同砲の分割移動、すなわち砲架を二分割して移動、陣地で組み合わせる方式を採用している。しかし強度の修正に手間がかかり、更に制式化(大正4年)されてからも改修が相次ぎ成功作とは言いがたかった。
口    径:149.1mm
放列砲車重量:2800kg
高低射界度 :-5〜65
方向射界度 :+−3
初    速:398m/sec
射    程:8800m
備    考:-


九六式15センチ榴弾砲

昭和8年に設計が開始され昭和10年に試作砲が完成、昭和13年に制式化された傑作砲で、自動車牽引専用砲。最初の8門が支那事変に参加して以来ノモンハン(陸軍初の一万mを超える砲撃戦を実施)、太平洋戦争ではバターン、コレヒドール攻略戦、ガダルカナル争奪戦、沖縄戦などに参加、多大な戦果をあげている。また汎用性もあり簡単な改修で『四年式15センチ榴弾砲』や『九二式10センチ加農砲』の弾丸も使用することができた。生産数は約440門であった。
口    径:149.1mm
放列砲車重量:4140kg
高低射界度 :-5〜65
方向射界度 :+−15
初    速:540kg/sec
射    程:11900m
備    考:-


四五式15センチ加農砲

第一次大戦の青島攻略戦より使用された砲で太平洋戦争まで使用されている。改造型も多く七年式15センチ加農砲や九〇式15センチ加農砲はこれにあたる。太平洋戦争では固定型が東京湾要塞、下関大島砲台、対馬郷崎砲台、津軽白神岬砲台に配備されていた。
口    径:149.1mm
放列砲車重量:固定22800kg(移動式は26136kg)
高低射界度 :-8〜30(固定式は43)
方向射界度 :360
初    速:875kg/sec
射    程:20200m(固定式は22600m)
備    考:-


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