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明治45年に制定された各種45年式砲のうち、もっとも巨大なものがこの24サンチ榴弾砲であった。日本独特の砲で空気式復座器、砲身長後座などが採用、また砲床は組み立て式で、まず地面を掘って鋼製の扇型板と鋼材の支柱とをもって砲床を組み立て地中に埋没させ外周を土で埋めた後、多数の木杭を砲床下に植立させて水平とした後、砲架、砲身の順に起重機を使用して組み立てた。床板は円状であった為に全周が出来た。運搬は各部を分解し15車輌に分載、それを馬にて牽引したと言う。当初は口径20cmで製造されたが威力の面で不足があるとの指摘が出て途中の生産分からは口径24cmとなった。しかし20cm砲は10門が生産されたものの第一次世界大戦に参加した砲の腔発が多発しロシアに売却されてしまった。24cm砲は弾薬の改良とともにかなりの長期間しようされたと言う。 |
口 径:240mm(200mm) |
放列砲車重量:33058kg(約21000s) |
高低射界度 :- |
方向射界度 :- |
初 速:350m/sec(480m/sec) |
射 程:10350m |
砲身長:3890mm(3180mm) |
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45年式24サンチ榴弾砲優れた砲ではあったが時代と共に見直してみた時に、15輌もの運搬車にて移動しなければならないことや、組み立てから砲撃体勢に移るまでの時間の長さに不満が出たことなどにより、昭和9年に新24サンチ榴弾砲が計画された。計画では運搬車輌の半減と組み立て時間を少なくすることが重視され約4年後に完成した時は最大射程16000m、重量37560kgとなり、これを牽引するために「砲身車」「小架車」「砲架車」「砲床車」さらに4t牽引車を2輌に分解され、これを13t牽引車にて牽引した。また組み立ても所要時間4時間、分解時間は3時間と大幅に短縮されたが、砲の製作に多量の資材と時間を要した為、わずか数門にて製造が打ち切られた。 |
口 径:240mm |
放列砲車重量:37562kg |
高低射界度 :- |
方向射界度 :- |
初 速:530m/sec |
射 程:16000m |
砲身長:5780mm |
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