P-39C |
最初に発注された機体で、エンジンはアリソンV1710-35(1150HP)で武装はプロペラ軸の37mm機関砲1門(30発)と機首上面12.7mm機銃2挺(各200発)、主翼内7.6mm機銃2挺(各1000発)。80機生産予定であったが20機に留まり残り60機はD型として完成した。当初はP45と命名されていた。 |
P-39D |
429機が完成した燃料自動漏出防止タンクを装備。ンジンはアリソンV1710-35(1150HP)で武装はプロペラ軸の37mm機関砲1門(30発)と機首上面12.7mm機銃2挺(各200発)、主翼内7.6mm機銃4挺(各1000発)。一部が潤滑、グリコールの冷却器が装甲され後部に偵察用カメラ2基を備えた地上攻撃型のD-3、D-4となった。 |
P-39 D-1 |
機首の37mm機関砲を20mmM1機関砲に変えた機体。外見上の違いは垂直尾翼に”ヒレ”がついている。ソ連向けレンドリース用機体494機から最初の336機が流用された。 |
P-39 D-2 |
エンジンをアリソンV1710-63(E3)(1325HP)に換装した機体。158機生産。 |
P-39F |
プロペラをエアロプロダクツ社製に変更。他はD型との変更なし。229機生産。 |
P-39J |
F型のエンジンをアリソンV1710−59(1100HP)に換装した機体。25機生産。 |
P-39K |
エンジンをアリソンV1710−63(1325HP)を搭載しプロペラをエアロプロダクツ社製に変更。他はD型に準ずる。210機生産。 |
P-39L |
K型と同様であったが、プロペラはカーチス・エレクトロニック製を使用。250機生産。 |
P-39M |
高高度性能改善を目指しエンジンをアリソンV1710−87(1200HP)に換装した型。4000〜5000mの性能は向上したが特に利点は無く従来の低空攻撃機として使用された。プロペラにカーチス・エレクトロニック製を使用。240機生産。 |
P-39N |
2095機の大量生産がなされた機体でエンジンをアリソンV1710−85(1200HP)に。プロペラを減速比変更のカーチス・エレクトロニック製としたもの。 |
P-39Q1〜20 |
主翼内の7.6mm機銃を撤去し新たに翼下面に12.7mm機銃を搭載した機体。3696機が生産された。1〜20では燃料タンク容量の違いがある。 |
P-39Q21〜25 |
309機が生産された4枚プロペラ装備機。安定性の悪化から少数生産。 |
P-39Q30 |
上記機体を再び3枚プロペラに変更した機体。400機生産。 |
P-400 |
イギリス向け機体をアメリカ陸軍で使用した機体で主に南太平洋戦線に就役。生産数は179機。 |
TP-39 |
既存の戦闘機型の機体から改修された練習機型。 |