ソビエトの戦艦( Soviet BattleShips )

アルハンゲリスク(Arkhangelsa)

前身はイギリス海軍ド級戦艦ロイヤル・サブリンRoyalSovereignで、イタリア降伏に伴いソビエトがイタリア艦艇(戦艦を含む)の一部引渡しを迫った為、その阻止の為代替として供与されたものである。下記説明は竣工等一部以外はソビエト時代のものとした。
(イギリス艦艇時代は別途掲載予定)

アルハンゲリスク
(Arkhangelsa)

1916年5月ポーツマス工廠にて竣工。イギリス海軍R級のネームシップ。1944年6月30日(季刊”丸”GraphicQuarterly「写真集 世界の戦艦」によれば5月30日となっている)にソビエト海軍に供与、スコットランド沖にて慣熟訓練。1944年8月15日、ムルマンスク向けロック・ユー発JW59輸送船団を護衛(供与駆逐艦8隻とアルハンゲリスク、指揮はレフチェンコ大将)し同年8月25日到着。その後はムルマンスク港内にて在泊のまま終戦を迎えた。イタリア戦艦ジュリオ・チュザーレGiulio Cesare(ソビエト艦名ノヴォロシースクNovorossiysk)の分配に伴い1949年2月にイギリスへ返還。1949年5月15日、スコットランドのインヴァーケイシングに曳航され同地で解体。

基準排水量 29150t (満載排水量 -t)
全   長 189.3m(190.95mの資料有り)
  幅   27m(30.94mの資料有り)
吃   水 8.7m(8.69mの資料有り)
機   関 4軸 40000HP(パーソンズ式タービン)
乗   員 1146名
速   力 23ノット(21.5ノットの資料有り)
兵   装 381mm砲連装砲×4基、152mm単装砲×8基、102mm連装高角砲×4基、
       40mm四連装機銃×8基、20mm単装機銃×17基
備   考 -

陸奥屋 http://www003.upp.so-net.ne.jp/wowow262/

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