フィアット G50 フレッチア

Fiat G50 Freccia

イタリア最初の全金属製戦闘機で、1936年度の空軍仕様により開発され、1937年2月に原型機が初飛行した。続いて増加試作機が45機作られて、そのうち12機がスペイン動乱のさいに実戦部隊に配属されている。実戦では密閉式風防が不評であり、開放式風防タイプが空軍より200機発注されている。1940年には改良型のG50bisが初飛行、これは風防が開放式なほか脚や翼の構造が改修され垂直尾翼の弦長も増大、また燃料搭載量も増えたため航続距離が420〜670kmから1000kmに増大したがその他の性能はG50とほとんど変わっていない。ほかにフィアットA76RC40エンジン搭載のG50ter(実験機)、翼幅を増して武装を強化したG50bis/A複座戦闘爆撃機、DB601A搭載の実験機G50Vがあった。性能的に第二次大戦向きではなかったものの開戦時よりまとまった数(118機配備うち可動87機)が使用されている。
発動機 :フィアットA74RC38 空冷星型14気筒 840HP
寸 法 :全幅10.98m、全長8.29m
重 量 :自重1959kg、総重量2397kg(2520kgの資料有)
最大速度:472km/-m
上昇時間:5000m/8分0秒
航続距離:1000km
武 装 :12.7mm×2
備 考 :フィンランドへ35機輸出。


フィアット CR42 ファルコ

Fiat G42 Falco

1936年につくられたCR41(試作のみ)を発達させたもので1939年に初飛行した。複葉戦闘機として世界最後の機体である。主翼は布張りで胴体は前部が金属、後部が布張りという構造で初期型は主輪が固定なのに尾輪が引き込み式という理解に苦しむような構造をもっていた(後に固定化)。標準型のCR42の他に12.7mm×2の「bis」、12.7mm×4の「ter」、両翼下面に100kg爆弾を搭載できるようにした「AS」、サーチライト装備の夜戦型の「CN」、DB601装備のB型(最大速度520km/hを記録)など合計1781機生産されている。輸出も多く、100機以上がベルギー、ハンガリー、スウエーデン等に輸出された。しかし第二次大戦緒戦期以降は旧式化のため地上攻撃機となっている。
発動機 :フィアットA74RC38 空冷星型14気筒 840HP
寸 法 :全幅9.7m、全長8.3m
重 量 :自重1716kg、総重量2290kg(2400kgの資料有)
最大速度:430km/6000m
上昇時間:3000m/3分53秒(5000m/7.1minの資料もある)
航続距離:790km
武 装 :12.7mm×2
備 考 :ベルギー、ハンガリー、スウーデンに合計100機程度輸出。


フィアット CR25

Fiat CR25

1939年に初飛行した双発三座掩護戦闘偵察機でBR20爆撃機より一回り小型ではあったが全体のレイアウトは良く似ていた。原型2機に続いて生産型が10機作られ、そのうち1機がベルリン駐在武官の連絡機として使われ(D型)、残りの9機(12.7mm×2、後上方動力銃座に12.7mm×1装備のbis)が1942年7月〜10月の間シチリアの第173沿岸戦略偵察飛行隊に配属されていたが、のちに全機武装を撤去して輸送機として使われている。
発動機 :フィアットA174RC38空冷星型14気筒 870HP(640HPの資料有)×2
寸 法 :全幅15.8m、全長13.6m
重 量 :自重4375kg、総重量6525kg
最大速度:460km/5550m
上昇時間:-m/-分-秒
航続距離:2100km
武 装 :12.7mm×3
備 考 :-


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