28センチ列車砲「シュヴェーレ.ブルーノ」

28cm sBrk(E)

1938年に2門だけ製作された42口径28cm海岸砲を使った列車砲で、通称「重いブルーノ」とよばれている。しかし名前と違って「ブルーノ」シリーズの中では一番軽量な砲であった。「クルツエブルーノ」と良く似た外観であったが、その砲身長と砲身形状が3ピースであることにより識別できる。
口径:283ミリ、砲身長:11930ミリ、重量:118000キロ、初速:860m/s、最大射程:37800m


28センチ列車砲「ブルーノ.ノイエ」

28cm BrNK(E)

1936年から始まった列車砲計画のうち、ブルーノシリーズが計画数量に達しようとしていた1938年、軍はクルップ社に対してそれらの射程を延ばす命令をだした。しかし実験の結果、不可能と判断されたため、軍は方針を転換し、別に設計した28cm砲を搭載した新型列車砲の開発を指示した。これが「ブルーノ.ノイエ」である。1940年〜42年に3門が完成したが、射撃や命中精度に問題があり生産はこの3門だけである。
口径:283ミリ、砲身長:16400ミリ、重量:150000キロ、初速:955m/s、最大射程:46600m


28センチ列車砲 K5

28cm K5(E)

1934年、K12とともに計画されたバランスのとれた列車砲で、名称が示す通り射程5万メートルを目標に設計が開始された。1936年にクルップ社によりメッペン射撃場で試射が行われた後、1940年までに8門が完成した。これと平行して長射程用の弾丸の開発も行われており「Gr35」と呼ばれる特殊砲弾もできあがった。これにより射程は6万メートルに達した。この弾丸は側面に12条の誘導溝を切り砲身のライフリングと噛み合わせるものでありライフリングの溝の深さは10ミリであったが、実験中に腔発事故が発生、7ミリに変更された。1943年には、新型の軟鉄弾帯によりライフリングを噛み合わせるGr42榴弾を使用する通常型ライフリング砲身をもつK5Vzが完成、6門製作。このタイプの射程は62180メートルに達していた。また他にロケット方式によって射程を延ばす方式も実用され、R.Gr.4331砲弾という特殊なダート状砲弾により射程151000メートルに達した。この砲身(滑空砲身付き31cmK5グラット)は2門が完成し1945年に実戦に参加している。
口径:283ミリ、砲身長:21539ミリ、重量:218000キロ、初速:1120m/s、最大射程:59キロ


38センチ列車砲「ジークフリート」

38cm Siegfried K(E)

戦艦ビスマルク級用に海軍が設計した38cm砲を改造して8軸タイプの台車に搭載したもので1938年クルップ社により開発された。砲身が20メートルにも達するため、移動時には砲架からはずし、6メートル後方にスライドさせる。台車もレールのカーブを曲がりやすくする特殊な構造となっており、また、射撃時の反動による砲車位置の修正を、ワイヤーや動力車を使わず自力で行える。製造計画は8門であったが、終戦までに3門のみ製作された。
口径:380ミリ、砲身長:19630ミリ、重量294000:、初速:1050m/s、最大射程:55.7キロ


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