9ミリ モーゼル.ミリタリーM1916

9mm Mauser M1916

第一次大戦の勃発によりモーゼル社はドイツ火器委員会より軍用火器として9ミリ口径のミリタリータイプを要求された。すでに同社では、M1896のバリエーションとして9ミリモーゼル実包の型も作られて、これを制式軍用拳銃であったルガーP08用の9ミリパラべラム実包が使用できるように改良してM1916としてドイツ軍に納入した。制式採用とはならなかったが1916〜18年にかけて15万挺が生産されている。この9ミリM1916はオリジナルのモーゼルミリタリーと区別するために、木製グリップ両側に『9』の文字が刻まれ、赤エナメルで塗られていた。
口径:9mm、全長:305mm、銃身長:134mm、重量:1276グラム、装弾数:10発

7.63ミリ モーゼル.ミリタリーM712

7.63mm M712

第一次大戦中、9mmパラべラム用ミリタリーをモーゼル社に発注していたドイツ火器委員会は、同時に全自動にも切り替えることができるマシンピストルを要求した。結局は全自動で射撃するには銃身の反動も大きく弾着の制御も難しいことから、大戦中は従来のM1916のみが作られたが、1932年、国外向けとして全.半自動の切り替え(切り替えはフレーム左に切り替えスイッチがあった)ができるM712を発表、主に中国に輸出された。第二次大戦中はマシンピストルの代用として武装親衛隊に使用されていた。
口径:7.63mm、全長:288mm、銃身長:140mm、重量:1240グラム、装弾数:10、20発

国民簡易拳銃

Volkspistole

第二次大戦の最終時期に、本土防衛のために組織された「国民突撃隊」用兵器として開発された簡易式拳銃。生産期間短縮とコストをおさえるため、町工場でも簡単に作れるようにプレス加工を大量に使った特殊なブローバック式構造をしていた。生産数その他は不明。
口径:9mmパラべラム、全長:286mm、銃身長:130mm、重量:960グラム、装弾数:8発

7.65ミリ ワルサー.モデルPP

Walther PP

1929年にワルサー社が発表した中型ダブルアクション式拳銃。同社初の撃鉄式自動拳銃で、PPとはPolizz Pistole(警官用拳銃)で、ドイツは当時ベルサイユ条約下であったため、この名称がつけられていた。事実、PPは最初、警察用として使われている。その後、親衛隊や突撃隊の将校用の自衛火器として使われ、精度、確実さ等で好評であった。戦後一時、フランスのマニューリル社でライセンス生産されていたが、その後再起したワルサー社によって再生産され、現在でも使われている優秀な拳銃である。
口径:7.65mm、全長:170mm、銃身長:98mm、重量:979グラム

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