7.5ミリMAS M36

7.5mmGew242(f)

第一次大戦後に自国兵器の近代化に着手したフランスは、1924年に旧式の8mmレベル弾を近代的な7.5mm弾に変更し、1932年国営サンティチェンヌ−兵器工場において、この新弾薬を使う小銃を開発した。この銃を1936年さらに改良し、MAS1936として制式化した。近代式軍用銃として設計された最後のボルトアクション銃である。他の国の同じような機構をもつ小銃に比べて、安全装置もなくボルトの直径も太すぎるものであった。際だった特徴としては、ボルトハンドルが、機関部末端に曲げられて装着され、銃床が二分割で5発用弾倉部が露出している。1940年のドイツ軍占領後も軍の管理下に生産が続けられ、占領地保安部隊やビシ−政権軍など二戦級部隊に供給された。
口径:7.5mm、全長:1020mm、銃身長:574mm、重量:3.72kg、給弾方式:ボルト式.5発


7.62ミリM1938トカレフ自動小銃

SIGeW259(r)

ソビエト赤軍が1936年に制式化した全.半自動小銃シモノフM1936に続いて1938年に制式化されたガス圧利用の半自動小銃がトカレフM1938である。1932年にF.V.トカレフにより設計されたが、シモノフの制式化により見送られ、シモノフの性能不良によって再びみなおされ採用された。1941年独ソ開戦時には赤軍狙撃師団に相当数が配備されていたが、緒戦の敗北により大量に捕獲された。ドイツ軍では自軍において装備が遅れている自動小銃を補うため使用され、弾丸もそのまま使用された。
口径:7.62mm、全長:1222mm、銃身長:625mm、重量:3.89kg、給弾方式:ガス圧式.10発


7.92ミリ半自動式小銃 41型

7.92mmGeW41(M)(W)

第二次大戦開始時、ドイツ軍の主幹兵器がボルト式小銃であったのは前述の通りだが、当時各国が装備する小銃はすこしずつ自動化の方向に進みつつあった。アメリカでは1936年にガ−ランド半自動小銃が、ソ連でもシモノフAVSが完成しており、スペインでも内乱時に人民戦線軍にソ連製自動小銃が相当数配備されており、ドイツ軍関係者にショックを与えていた。この世界の動きに対し、ドイツ軍当局も歩兵用小銃の自動化を計画、モーゼル社とワルサー社に対して開発命令がだされ、1941年に相次いで完成した。両社製とも採用され「Gew41」とよばれ、それぞれの社名を表すため頭文字の(M)と(W)が付けられている。両社製品ともよく似ているが(M)がKar98kのように右横にボルトが突き出しているのに対し、(W)は、斜上に小さなボルトハンドルがでている。しかし、機関部を除けば同一といって良い。GeW41は実戦によるテストが行われ改良されていったが、半自動式機構に致命的な欠点がみつかり製造中止となった。
(M) 口径:7.92mm、全長:1175mm、銃身長:552mm、重量:5.1kg、給弾方式:ガス反動式10発
(W)口径:7.92mm、全長:1124mm、銃身長:546mm、重量:4.7kg、給弾方式:ガス反動式10発


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