7.92mm航空機用機関銃 15型

7.92mmMG15

MG15はMG30が航空機搭載用に発展したタイプである。航空戦闘を目的としたものだけに発射速度は速く威力も高かった。この機関銃の地上転用型が配備されたのは第二次大戦開始前後であり、空軍地上部隊で多量に使用された。しかし元来が航空機用であったためデリケートな部分も多く必ずしも評判は良く無かったという。日本でも採用され98式(陸軍)、1式(海軍)と呼ばれた。

口径:7.92mm、全長:1334mm、銃身長:595mm、重量:12.7キログラム、

装弾数:ドラム式75発、 発射速度:850発/分、作動方式:反動利用.空冷


7.92mm機関銃 34型

7.92mmle.sMG34

MG30がドイツ軍に採用されなかったのは、高性能ではあったものの『汎用性』に欠けるという点であった。ドイツが欲していたのは高性能で車載、対空に簡単に転用できる機関銃である。モーゼル社は1932年軍よりの試案書をもとに試作を開始、1934年にプロトタイプを完成させた。機構は空冷で、外観はMG30に酷似している。特徴としてはまず発射速度。900発/分に達する異常(陸上型として)な速度は、銃口のラッパ型反動ブースターの効果である。次に引き金。MG30の機構を受け継いでおり上段のEというマークが付いた部分を引くと単発、下段のDのマークを引くと連発が可能という特徴ある機構であった。戦後もフランス、アルジェリア、ユーゴスラビア、イスラエル、中国、北ベトナムなどで再使用され活躍している。

口径:7.92mm、全長:1219mm、銃身長:627mm、重量:11.5キログラム、

装弾数:ベルト式50発、発射速度:800〜900発/分、作動方式:回転閉鎖反動利用.空冷


7.92mm機関銃 42型

7.92mmle.sMG42

MG34はたしかに優れた機関銃ではあったが、戦線の拡大に伴い、生産工程が多すぎ需要に供給が追い付かない状態となった。そのために開発されたのがMG42である。基本的な部品は共用として、プレス加工を多用し工程を短縮。性能的には遜色ないレベルとなっている。MG34との大きな違いとしてMG34では、回転閉鎖式の遊底を使用していたが、MG42では、特殊なカムが作動するローラーロッキング方式が採用されている。発射速度は銃口に装着したマズルブレーキを回転させることによって調節したが、最高で1500発/分(!)という驚異的なもので、給弾ベルトの弾丸は一瞬にして消費されてしまうものであった(あまりの高速のため機関銃特有の音では無く、牛の鳴き声に聞こえたらしい)。本銃の優秀さを示す例として大戦中、アメリカ陸軍がこの銃をコピー生産しようとして失敗したことが知られているし、戦後もNATO軍の制式火器として各国が採用し現在も改良使用されている。1945年には最終改良型のMG45も試作されたが生産に至らなかった。しかしスイスのMG710にかなりの影響を与えている。

口径:7.92mm、全長:1230mm、銃身長:530mm、重量:11.6キログラム、

装弾数:ベルト式50発、発射速度:1500発/分、作動方式:ローラーロッキング反動利用.空冷


7.92mm航空機用機関銃 81型  

7.92mmMG81

1939年、それまで航空機用旋回機関銃はラインメタル社の独占状態であったが、それを打破するためモーゼル社が製作した機関銃が本銃である。それまでの旋回機銃より小型軽量であった。1944年末、機関銃不足に悩む空軍地上部隊に地上型が作られ配備されたが、1600発/分に達する発射速度が仇となり(?)兵士には「ギースカンネ」(如雨露)とよばれ不評であったという。国民突撃隊や潜水艦搭載用としても使用されている。

口径:7.92mm、全長:889mm、銃身長:476mm、重量:6.3キログラム、

装弾数:ドラム式.75発、発射速度:1600発/分、作動方式:反動利用.空冷


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