8.8cm高射砲 18型

8.8cmFlak 18

60口径の7.5cm高射砲の採用を中止されたクルップ社は、その技術を生かして更に大きな8.8cm砲を半自動化したものを開発した。これがFlak18である。尾栓の開閉が自動で行われるため砲弾の装填が容易となり照準器も操作しやすいものとなった。すなわち、照準手が敵機を狙うと、そのデータ(方向、距離、高度)が砲側へ伝えられ、旋回手はそのデータがインプットされた計器を元にハンドルを廻し追尾、そして発射.....現在の対空技術の基礎がここに完成している。高射砲としてだけではなく1940年には北アフリカで対戦車砲として有効に活用されている。

口径:88mm、砲身長:4930mm、重量:5150キログラム、

 発射速度:-発/分、最大射程:8000メートル


8.8cm高射砲 36.37型

8.8cm Flak 36.37

36型は基本的に同じであり、砲身の一部などの形状が変わっただけである。37型は観測点から砲へデータを送る装置が改良されたもの。1944年10月(以後の生産数不明)までに10930門生産された。

口径:88mm、砲身長:4930mm、重量:6861キログラム、

発射速度:-発/分、最大射程:10600メートル


8.8cm高射砲 41型

8.8cm Flak41

8.8cm高射砲が対戦車攻撃能力を持つことは上記したが、遠距離射撃能力と対戦車戦闘能力のアップを図って開発されたものが、このFlak41である。姿勢を低くして敵の発見を難しくしていた。総生産数は不明だが1944年には279門の生産記録がある。

口径:88mm、砲身長:6548mm、重量:7840キログラム、

発射速度:-発/分、最大射程:15000メートル


10.5cm高射砲 38.39型

10.5cm Flak38.39

敵爆撃機の常用高度が高くなっていくことに対して8.8cm高射砲では性能的に不足がある、と考えたドイツでは比較的早くから10.5cm高射砲の開発が始まっていた。これが10.5cmFlak38.39ある。しかし、完成後これでも性能不足と判断されている。総生産量は2000門前後。

口径:105mm、砲身長:6640mm、重量:10240キログラム、

発射速度:-発/分、最大射程:12800メートル


12.8cm高射砲 40型(12.8cm2連高射砲 40型)

12.8cm Flak40 (12.8cm Flakzwilling 40)

1937年に試作が完成したが生産は1942年より行われた陣地式高射砲。ドイツ本国の重要地帯の防空のために配備された。一部は列車に搭載されている。さらにこれを2門組み合わせ、自動装填装置を取り付けたものが1942年春に完成、ベルリンや重要都市の高射砲塔に配備された。2連タイプの生産数は34門といわれている。

口径:128mm、砲身長:7835mm、重量:17000(2連は27000)キログラム、

発射速度:-発/分、最大射程:14800メートル


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