7.92ミリワルサー自動小銃

7.92mmGeW43(Kar43)

モーゼル社との競争で採用になったワルサー社のGeW41(W)はそのまま生産が続けられ実戦に使用されテストがつずけられていたが、同時に各部に改良が加えられて、1943年 GeW43として制式化された。主な改良点は、反動が強く、銃口がマズルコーンのためバランスが極度に悪いため、思いきってマズルブラストコーンを廃止して銃身の下にピストンを収納し、銃口部に近い銃身からガスの一部を導入して作動桿動かす、一般的なガス圧利用方式に改めたことである。また狙撃専用(Zf4スコープも装備可能)としたため着剣装置は省略されている。採用後、物資不足のため、銃底は合板に変更され、金属部分も鋳造とプレス加工が多用されている。しかしMP43が配備された後も、7.92mmモーゼル弾の射程が長いことにより終戦まで生産された。
口径:7.92mm、全長:1117mm、銃身長:549mm、重量:4.4kg、給弾方式:ガス圧利用 10発


機関短小銃42(H)および(W)

MKb42(H)(W)

反自動の歩兵用小銃でありながら場合によって軽機なみの速射性能をもち、しかも軽量な新型小銃の開発がドイツにおいて行われたのは1938年のことだといわれる。しかし現用のKar98Kをベースに同じ弾丸を使用するとなると発射時、特に連射時に反動の制御が難しくなり、結局上記のモーゼル、ワルサーが競作したG41のみ完成した。この問題を解決するには弾薬から変更しなければならないことに気がついた軍関係者は、あらためてポルテ社に対して新型小銃用の弾薬の開発を命じ、1941年に7.92@×33Kurz実包を完成し、これを制式に新型小銃に使用することに決定した。銃の開発はハ−ネル社が担当した。33kurz実包は、従来のモーゼル式制式実包の薬莢長が57@であったのに対し、わずか33@しかなく、マシンピストル用の9@ルガ−弾より7.92@ながら装薬量は4倍もあった。一方ハ−ネル社は、銃の試作を1942年に完了、結果も良好であったため同年にMkb42(H)として制式化された。設計は、ヒュ−ゴ.シュマイザ−が担当しただけに、機構的にまったく問題は無く、全.半自動切り替えが可能な軽量短小銃となった。別にワルサー社もこの実包を使用する自動銃の開発をすすめており、ハ−ネル社の仕様書をもとに完成させたのがMkb42(W)である。しかし、まもなくMP43が採用になったため両者の生産は中止された。
(H) 口径:7.92mm、全長:940mm、銃身長:364mm、重量:4.9kg、給弾方式:
(W) 口径:7.92mm、全長:931mm、銃身長:406mm、重量;4.4kg、給弾方式:


機関銃43型

MP43(MP44 StG44)
1941年に開発されたKurz弾はモーゼル型の7.92mm弾より小型軽量であり射程も800mであった。小銃が以前のように長大な射程を必要としなくなっていた時代であり、しかも全.半自動切り替え可能な小銃に移ったので、兵士1人当たりの携行弾量が増加できたことは極めて有利であったといえる。MP43は前記のMkb42のハ−ネル社製品を基本にワルサー社の案を一部加えて1943年に制式化された。生産は1943年から終戦まで行われ、1944年タイプはMP44とよばれたが基本的に同一である。また、銃身と機関部を除いてプレス加工が多用され工程簡略化も十分考えられていた。
口径:-、全長:-、銃身長:-、重量:-、給弾方式:-


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