2.8cmゲルリッヒ式重対戦車銃 41型

2.8cm sPzB41

1927年、ゲルリッヒによって完成された理論を応用した対戦車兵器である。これは、弾丸が砲身の中で受けるガス圧を異常に高くすることによって、高初速の弾丸を打ち出す方法で、砲身の内径は、弾丸だ進む先が細くなっていた。弾丸は発射後、砲身内を移動するうちにしぼられ、その分、強いガス圧が弾丸にかかり高速で射出される。単純に高初速を得るには砲身延長や炸薬量の増大が考えられるが、それは重量増を意味する。この理論による砲弾と専用砲身を使えば、高威力の砲を従来の常識以下の小型軽量で製作できた。欠点と言えば特殊弾丸によって砲身内のライフリングが磨耗し、寿命が短いことであったが、砲身を消耗品化し予備を携行することによって解決した。

口径:砲尾28mm、砲口20mm、砲身長:1714mm、重量:229キログラム、

貫徹力:100mで0度の時で94mm、同じく500mで66mm、初速:1402m/秒


2.8cmゲルリッヒ式軽量型対戦車銃 41型

2.8cm sPzB Feldlafette 41

41型を軽量化し空挺部隊用としたもの。3〜4人での運搬が可能で、砲架はパイプ工作で小型のタイヤを持っている。ドイツでは2.8cmクラスは対戦車銃に分類されていたが一般的には対戦車砲である。

重量:118キログラム以外は41型と同じ。


3.7cm対戦車砲 35/36型

3.7cm Pak 35/36

Pak35/36は第二次大戦初期に最も大量に配備された対戦車兵器である。1933年に軍よりラインメタル社へ開発命令が出され1935年に完成、対戦車中隊へは1936年より配備が開始されている。初陣はスペイン内乱でのコンドル義勇軍の活躍からで1941年フランス戦終了までには配備数が15000門を超えていた。しかしその後、進歩する戦車装甲に対処できなくなり対戦車成形弾が開発されるまで2線級装備となる。ドイツの他に、ソ連、イタリア、オランダ、中国、日本などでも使用されている。

口径:37mm、砲身長:1665mm、重量:328キログラム、

貫徹力:100mで0度の時で65mm、同じく500mで48mm、初速:762m/秒


4.2cmゲルリッヒ式対戦車砲 41型

4.2cm lePak 41

1941年に採用された3種類のゲルリッヒ対戦車砲のうち、中型に属する。砲身以外は37mmPakの流用していた。

口径:砲尾40.5mm、砲口29.4mm、砲身長:2250mm、重量:450キログラム、

貫徹力:100mで0度の時で120mm、同じく500mで87mm、初速:1265m/秒


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