12.8ｃｍカノン砲　44型

12.8cm　K44 ↑ラインメタル社製K44 ↑クルップ社製K44

ロシア戦線での戦闘経験から、カノン砲に対戦車撃破能力をもたせれば便利であることを知ったドイツ軍では、大型弾を発射可能で、しかも射撃姿勢を低くおさえ、敵戦車の不意の出現にそなえ360度回転能力のある砲をクルップ社に開発させた。クルップ社はチェコのシュコダ社の技術を取り入れ、まず12.8cmK43を開発、次に改良型のK44を完成させる。生産はクルップ、ラインメタルの両社が行った。この砲は第二次大戦中に登場したすべての種類の連合軍車両を撃破可能であり、その威力から戦車搭載型に改良され、KWK82としてヤクトティーガー（後述）に搭載された。

口径：128ｍｍ、砲身長：7023ｍｍ、重量：10160キログラム、

貫徹力：-、初速：-

12.8ｃｍカノン砲　81／1、81／2

12.8ｃｍ　K81／1、81／2 ↑K81／1 ↑K81／2

ドイツの大戦末期的特徴を持つカノン.対戦車兼用砲である。砲身部分はヤクトティーガー用搭載砲を利用し、砲架その他は捕獲品を使っている。フランスの155mmGPF-Tの４つの車輪を利用したものを81／1。ロシア製152mmM1937の砲架等を利用しているものが18／2である。

口径：128ｍｍ、砲身長：7023ｍｍ、重量：12197キログラム、

貫徹力：-、初速：-、

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