突撃銃 45(M)

StG45(M)

ハ−ネル社のMP43の制式化によりグストロフ.ヴェルヶ、エルマ、カ−ル.ワルサー、モーゼルなどドイツの銃器製造会社も突撃銃の開発に着手したが、これらのなかでStG.45(M)と呼ばれるモーゼル社の突撃銃は、同社のカ−ル.マイヤー博士が1942年頃からてがけていた『ゲラーテ06』と呼ばれる自動小銃のメカニズムを利用したものであり、故障も少ない単純な内部構造で、ブローバックシステムとローラーベアリングを使用した閉鎖機構が特徴であった。本銃は、1945年に採用になったが生産が起動に乗る前にドイツが降伏し実戦には使用されていない。しかし第二次大戦後、各国で歩兵用小銃の更新が始められると、本銃のメカニズムが注目され、まずスペインのCETME(国立兵器開発センター)がモーゼル社から技師をよんでStG.45を改良したものを実用化し、西ドイツ陸軍でもこれを元に自国の小銃のG3を開発制式化した。他にも、スイスのStuG.57や、フランスのM52も基本的にはこの機構を使ったものであった。
口径:7.92mm、全長:1030mm、銃身長:390mm、重量:3.71mm、給弾方式:-


突撃銃 45(H)

StG45(H)

MP43および44の開発生産を行ったハ−ネル社のシュマイザ−が設計した戦時型簡易突撃銃で内部構造はMP43と変わらないが、各部に生産工程の簡略化が試みられ、銃身とガス筒以外はほとんどプレス加工品で形成されている。また照星座を省略するためにガス筒を銃口部まで延長してこれに照星をつけたため上下ニ段式銃のようなMKb42によく似たスタイルとなっている(銃口は下)。1945年の採用であったため生産はされず試作の域をでていない。
口径:7.92mm、全長:1060mm、銃身長:400mm、重量:3.6kg、給弾方式:-


国民突撃銃 1-5

Volkssturmgewehr 1-5

大戦末期の1944年にグスノロフ.ヴェルヶ社が、MP44のガス筒を改良したもので、銃身上のガス筒を取り去り銃身周囲にピストンを付け、これによってボルトに前後運動を与え半自動小銃とした戦時簡易モデルであった。当初「フォルクス ゲラーテ」(国民機械)と呼ばれていたが、間もなくVK(フォルクスカービン=国民短小銃)1-5と呼ばれ、地区防衛のため組織された国民突撃隊によって実戦に使用された。弾倉は、MP43と同じもので、半自動のみの簡易銃である。このような簡易銃ではあったが、ガス圧作動方式に特徴があり、戦後ヘッケラ−&コック社の拳銃に方式が継承されている。
口径:-、全長:-、銃身長:-、重量:-、給弾方式:-


国民突撃銃98及び1

VK-98(上) VG-1(下)

その名が示す通りモーゼルKar98Kの戦時簡易型で、軍の制式採用兵器ではなく、大戦末期に中高齢者や少年を集めて編成された国民突撃隊(フォルクススチュルム)用の装備として造られたもので、着剣装置もなく『弾丸がでればよい』というだけの小銃であった。5発弾倉タイプと単発タイプのものがある。VG-1はGeW41の10発弾倉を流用したものであり、これも極度に簡易化されていた。
口径:-、全長:-、銃身長:-、重量:-、給弾方式:-


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