2.7cmS.L.Dニ連信号拳銃

2.7cm walsher Mod SLD

1930年代初期、海軍用として、錆にくい銅を使って作られた信号拳銃である。このモデルは信号弾の色分けによって行動することが多い艦船用として2連であり、連発、左右単発、同時発射が可能なダブルアクション機構であったが、内部が複雑で分解組み立ては非常に難しかった。

口径：26.7ｍｍ、全長：340ｍｍ、砲身長：230ｍｍ、重量：2650グラム、

2.7cmワルサードッペル信号拳銃

2.7cm Doppelschuss

ニ連式信号拳銃は陸上用としても使用されている。1936年より生産が開始されたが大きく分けてL、F1、FL、LNの各タイプに分類される。基本的には同じであった。素材はアルミで、分解には専用工具が必要とされた。主に空軍で使用されている。

口径：26.7ｍｍ、全長：280ｍｍ、砲身長：165ｍｍ、重量：1210グラム、

2.7cm戦時型ダイキャスト信号拳銃

2.7cm Zink 4

大戦末期の物資欠乏と増産のため、型に流し込むだけで出来上がる亜鉛製モデルが本銃である。外見、構造ともに「Leup」と同じだが機関部左のトリガー上部に「亜鉛4」の刻印が打たれている。材質上の弱さから信号弾のみ発射可能であった。

データは2.7cmLeupと同じ

2.7cm戦時型プレスモデル

2.7cm LP42

生産性向上のため作られたその優秀性から戦後、西ドイツ軍や警察用として使用が続けられているモデルが本銃である。外見はＬeup42のグリップ部に良くにており、機構は単純化されたクロスボルト式で閉鎖器が除かれている。主に空軍や民間防空部隊によって使用された。

不　　　　明

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