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戦闘中携帯される缶詰(非常携帯口糧)の内様は、つぎのようなものであった。Zwiebackと呼ばれるビスケットが正味250グラム、肉正味200グラム、野菜150グラム、コーヒー25グラム、塩25グラムの正味650グラムで缶入りで825グラムと言うものであった。これが一単位の携帯食糧を構成するわけで、これらの缶詰は背ノウに入れて携行された。この他に半単位のものもあり、これは、ビスケット250グラム、肉200グラム、缶入りで535グラムというものであった。戦闘梱包の際に携行される食糧はこの半単位のものであったとされる。 |
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折り畳み式フォーク、スプーンは、アルミ製で両者をリベット止めしたもので、リベットを支点に開くと片方がスプーン、もう片方がフォークという食器となった。開いた状態で23.3cm、閉じると15.4cmという雑ノウに入れて携行するのにちょうどよい大きさになる。1941年ごろには、ステンレス製で缶きりを組み合わせたものも採用になっている。ラード入れは、直径11cm、高さ3cm程の丸く、平らなプラスチックのケースで、ラードやバターを入れるために使われた。黒色のものもあるが、ほとんどはオレンジ色のものであった。 |
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巻き紙とたばこのセットである。最前線の兵士には一日7本が支給され、占領地区の兵士には一日6本が支給された。 |
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