7.92ミリモーゼルKar98K小銃

7.92@Kar98K

1938年9月にポーランドに侵攻したドイツ軍および国内に待機していた全ドイツ軍の兵士に広く装備されていた小銃は、全て「モーゼル型のKar98K小銃」であった。原型は、1898年制式兵器となったGew98であり、1935年に一部が改良されてKar98Kとなった。Kar98Kは、典型的な、モーゼルタイプボルトアクション小銃であり、極めてオーソドックスなタイプではあったが短銃身でありながら反動も少なく命中精度もよかった。背負う時にボルトが邪魔にならないように銃の左側に付けた負い皮、くの字に折れ曲がって先端が銃床内に納められているボルト、床尾を保護するため、大きく包み込んだ床尾被いなど各部に気がくばられている。また、初期の製品では銃床に胡桃の単材を使用していたが中期以降はブナ、カシの合板となり重量は増えたが強度は増している。
口径:7.92mm、全長:1107mm、銃身長:600mm、重量:3.9kg、給弾方式:ボルト式.5発


7.92ミリKar98K狙撃銃

7.92@Kar98K ZF

再軍備宣言後のドイツ陸軍が最初に装備した狙撃銃は、特別に製作されたものではなく、一般的なKar98Kに精度の高いツアイス製狩猟用3.5倍望遠スコープを付けたものである。このスコープは1936年にZF.39として採用となり1939年には4倍スコープの軍用タイプが製作されZF41/42として採用となっている。しかし、あまりにもスコープと狙撃手の目の位置が離れ過ぎ、照準の視野がせまかったため、これを改良しZF.4として採用となった。

Kar98Kと同じ


7.92ミリハンガリアンタイプ 98/40

7.92mmGew98/40

第一次大戦後、オーストリアを分離したハンガリーは、自国陸軍の制式小銃にオーストリアと同じM95を使用したが、1931年にオーストリアのスタイア−社に依頼して同国のM95短小銃を、制式小銃M31の名称で製造させ使用した。1935年にその一部を改良しM35としたが基本的に変更は無い。1940年ハンガリーを同盟国としたドイツは、自国の火器不足をハンガリー製小銃によって充当すべく、M35をKar98Kタイプにすることを命じ、弾丸をドイツ制式の7.92@実包にあらため、弾倉もモーゼルタイプの複列装弾方式にしたため、原型のM35では下部に突き出ていた弾倉は、銃底内に納められた。着剣部もモーゼル用のものが付くように改装、負い皮も銃底下から左側面に移された。このような改造のため一見Kar98Kのようなハンガリー小銃ができあがった。これがGew98/40と呼ばれるもので、Kar98Kとともにドイツ軍の制式小銃となった。また、ハンガリー軍でもM43の名称で使用している。
口径:7.92mm、全長:1107mm、銃身長:739mm、重量:3.9kg、給弾方式:ボルト式.5発


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