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第一次大戦に開発されたヴェクス1918年型を改良した火炎放射器。燃料タンクと噴射用圧縮ボンベは1つのシリンダーないしボンベに納められ、点火はノズル部分に吹き出す水素炎で圧縮窒素ガスにより噴出される燃料に火を付ける構造であった。噴射と点火は共に手持ち部分のガン上部に付いた引金によって操作し一秒間噴射は10回、最大射程は25.6〜30mの標的に放射することが可能であった。ただし本放射器は重量が35.8kg、燃料11.8Lであり戦闘中に1人の兵士が携行するには重すぎ1941年には生産が打ち切られた。 |
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1940年に採用された火炎放射器で形状はライフブイ、またはドーナツ型の形をしていた。この放射器はM-35型が重量が有り過ぎ兵士に負担をかけていた反省から製作され重さは21.3kgに押さえられ、また兵士の背中にフィットするようになっていた。但し、そのため燃料搭載量がM-35の三分の一程度であった。(射程はM-35と同じくらい) |
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M-41は2つのタンクからなり1つは燃料用、1つは圧縮窒素タンクであった。点火方式は電熱線水素ガス点火でありノズルに設置された熱せられた電熱線の上を水素が流れて点火し放射する燃料に点火する方式である。但し放射方法は引金を引く度に流出する燃料に点火するため標的に燃料だけを先に噴射し、その後点火するという使用法がとれなかった。燃料満タン状態で5回程度の放射が可能で有効射程27m前後、火炎温度700〜800度であった。 |
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形状は上記M-41と似ていたが点火方式に変更を加えた放射器。M-41では電熱線水素ガス点火方式であったが、M-42ではカートリッジ点火方式が採用されている、これは点火装置に弾倉をつけ、そのなかにリムレスの9mm拳銃用の空砲が10発入り引金を引く度に装填-発火-排莢が自動的に行われるものであった。但し放射方法は引金を引く度に流出する燃料に点火するため標的に燃料だけを先に噴射し、その後点火するという使用法がとれなかったのはM-41と同様。射程は23m〜32m、満タン時重量は18kg、3秒間の放射が5〜6回可能であった。 |
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