2cm I 号対空戦車

Flakpanzer I

開戦当初ハーフトラックによる対空自走砲は威力は兎も角、不整地に弱く防御面にも問題があった。そこで、当時一線から退き始めたI号戦車A型を改造し対空戦車を開発することとなった。開発はアルケッタ社とダイムラーベンツ社によって行われ、1941年夏には24輌のI号戦車改装対空戦車が完成したと謂われている。戦闘室内にはH型鋼材でフレームが組まれ、2cmFlak38がほぼそのまま搭載されたが重心位置調整の為、操縦区画が180mm前方に移動している。
また弾薬搭載に関しては車体が小さいため多量には搭載出来ず、I号戦車流用の弾薬運搬車や専用の弾薬運搬トレーラーに依存していた。
生産車輌は全て第614対空大隊(1941年5月編成)に配備(1941年8月に配備)され1943年の始めまでにスターリングラード周辺にて(部隊ごと)消耗した。
重  量:-t
乗  員:5〜8名(砲手2名+装填手3名+操縦士1名+副操縦士1名+測距手1名の合計8名)
武  装:2cm Flak38
装  甲:-mm
エンジン:-
速  度:-km/h
航続距離:-km
無  線:-
寸  法:全長-mm×全幅-mm×高さ-mm
備  考:-


8.8cm対空砲搭載自走砲

Versuchsflakwagen [Pz.Sfl.IV c]

クルップ社が開発していたが当初はマジノ線攻略用の対空自走砲であった。1940年6月にフランスが降伏すると、これを強力な対戦車自走砲として製作することとした。1941年に兵器局から8.8cmカノン砲を搭載した重対戦車自走砲の開発が求められたため、クルップ社ではこの計画にPz.Sfl.IV cを当てる計画であった。1942年6月にクルップ社は更に強力な8.8cmL/71をPz.Sfl.IV cに搭載させることを提案、これは許可(2輌分)され1943年4〜5月までに試作車輌を製作する予定であったが1942年11月のテストでトランスミッション等の原因により不合格となり、修正した試作車は1942年12月に完成した。この時点では8.8cmL/71は搭載しておらずL/56のままであったと言う。
1943年後半には実質的に試作停止状態となっていたが1944年1月に軍需大臣シュペーアが戦車部隊に随伴できる8.8cmL/74搭載対空自走砲をクルップに求めたことからPz.Sfl.IV cを復活させ、これに搭載することとなった。1944年3月にデンマークにおいてテストが実行されている(2号車)。
本車は試作車輌として2輌が完成したが初期の1輌はFlak37のままイタリアの第26装甲師団第304対空砲大隊に配備されている。
重  量:-t
乗  員:9名(砲操作含む)
武  装:8.8cm Flak37又は41×1
装  甲:車体前面20mm、側面14.5mm、戦闘室側面5+5mm
エンジン:-
速  度:60km/h前後、巡航で40〜50km/h
航続距離:-km
無  線:FuG.Spr.Ger.
寸  法:-
備  考:
●砲の旋回角は360度、俯仰角はFlak37で-5〜+85度、Flak41で-5〜+90度。
●携行弾数はFlak41で48発。


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