大正12年度計画。第64潜水艦として開発、大正13年11月『伊号第53』と改名、昭和2年3月30日に呉工廠にて竣工。呉鎮守府に編入。昭和16年12月1日に第4潜水艦戦隊第18潜水隊に所属し三亜港を出航後、マレー作戦に参加。その後カムラン湾よりジャワ方面に活動し商船1隻を撃沈した。昭和17年3月10日より再び呉鎮守府編入となり、呉入港後は訓練に従事、『伊号第153』に改名。昭和19年1月30日に予備艦となり潜水艦学校に係留。昭和20年11月30日除籍。昭和21年5月、伊予沖で海没処分。（昭和23年初頭に解体処分の資料有り）

大正12年度計画。昭和2年12月15日佐世保工廠にて竣工、呉鎮守府に編入。昭和16年12月1日に第4潜水艦戦隊第18潜水隊に所属し三亜港を出航後、マレー作戦に参加。その後、昭和17年3月9日のスターリング湾着までシンガポール方面で行動し商船2隻撃沈。昭和17年3月10日に呉鎮守府に編入され、同年3月25日の呉入港後は練習潜水艦として使用された。昭和17年5月20日に『伊号第154』に改名。昭和19年1月31日に予備艦となり昭和20年11月20日に除籍、昭和21年5月に伊予灘でアメリカ軍により海没処分にされたという。

大正12年度計画。昭和2年9月5日呉工廠にて竣工、呉鎮守府に編入。昭和16年12月1日に第4潜水艦戦隊第18潜水隊に所属し三亜港を出航後、マレー作戦に参加。その後、昭和17年2月21日のスターリング湾着までバンカ海峡方面及びジャワ北方で行動し商船1隻を撃沈したと言う。昭和17年3月10日呉鎮守府に編入され同年3月25日に呉に到着（昭和17年5月20日に『伊号第155』に改名）。その後、昭和18年6月キスカ島への撤収輸送作戦の為、出港したものの悪天候の為、破損し再度呉に帰港、昭和18年6月14日に練習潜水艦となった。昭和19年1月31日に呉潜水戦隊第19潜水隊に編入。昭和20年4月20日に呉潜水戦隊第33潜水隊に編入。昭和20年7月20日に予備艦となり同年11月20日に除籍された。昭和21年5月に伊予灘でアメリカ軍により海没処分されたと言う。

大正12年度計画。昭和3年5月15日横須賀工廠にて竣工、呉鎮守府に編入。昭和16年12月1日に第4潜水艦戦隊第19潜水隊に所属し三亜港を出航後、マレー作戦に参加中、イギリス巡洋戦艦レパルスを発見し雷撃を行ったが命中はしなかった。その後ジャワ方面にて行動し商船3隻を撃沈。昭和17年3月10日に第5潜水艦戦隊第19潜水隊に編入され呉に帰港（25日）。昭和17年5月14日よりクェゼリンへ出港し同島よりミッドウエー海戦に参加した。同年7月10日に呉鎮守府所属の練習潜水艦となり、昭和18年12月1日に呉潜水戦隊19潜水隊、昭和20年4月20日に第6艦隊第34潜水戦隊、同年8月15日に第15潜水戦隊へと編入された。昭和20年11月30日に除籍され、昭和21年4月1日、アメリカ軍により五島沖で海没処分された。