昭和12年度計画。昭和15年3月30日に呉工廠にて竣工し横須賀鎮守府籍に編入。昭和15年11月15日に第6艦隊第1潜水戦隊第1潜水隊に編入、同年11月18日真珠湾攻撃の為、呉を出港、同年12月7日に甲標的（横山艇）を発進。昭和17年1月15日横須賀に帰投。整備修理後の昭和17年4月16日に呉を出港しペナンを経てインド洋方面に行動した。昭和17年5月31日ディゴスワイレスにて甲標的（岩瀬艇）を発進、以後８月26日に横須賀に帰投するまでにアフリカ東海岸海域で行動し商船4隻撃沈した。昭和17年10月17日に横須賀よりソロモン方面作戦に従事しガダルカナル島在泊艦艇に3回の甲標的の攻撃を行った（運送艦「アルキバ」大破）。昭和17年12月18日異動により艦長中村省三少佐着任。昭和18年1月6日よりトラックを基地としてラエ、ガダルカナルへの輸送作戦に従事していたが同年4月2日に伊20と水中衝突し損傷、同年4月16日に横須賀へ帰投し修理を行った。昭和18年9月21日に横須賀を出港し、シオ輸送に7回従事、同年11月30日に第9艦隊司令部をウエワクまで輸送、同年12月19日にラバウルにて空襲を受け損傷し横須賀にて修理。昭和19年2月15日異動により艦長竹内義高少佐が着任。昭和19年3月17日より横須賀よりトラックへ出港、以後ソロモン方面への輸送作戦へ従事していたが同年5月19日にソロモン北方海域にてアメリカ海軍駆逐艦「イングランド」のヘッジホック攻撃を受け沈没。昭和19年10月10日除籍。

昭和12年度計画。昭和16年1月31日に佐世保工廠にて竣工し横須賀鎮守府籍に編入、同日に第6艦隊第1潜水戦隊第2潜水隊に編入され艦長の大谷清教中佐が着任。同年11月18日真珠湾攻撃の為、呉を出港、同年12月7日に甲標的（古野艇）を発進。昭和17年1月26日ミッドウエー島を砲撃し2月3日に横須賀に入港。昭和17年4月16日に呉を出港しペナンを経てインド洋方面に行動した。昭和17年5月31日ディゴスワイレスにて甲標的を故障にて発進できず以後８月23日に横須賀に帰投するまでにアフリカ東海岸海域で行動し商船6隻撃沈した。昭和17年12月1日、異動により艦長の村岡富一中佐着任。昭和17年12月17日、呉を出港、以後ショートランドを基地としてガダルカナル島への輸送作戦に2回従事。昭和18年1月22日トラックを出港しガダルカナル島への輸送任務に従事していたが同年2月11日にソロモン東方海域にてアメリカ海軍駆逐艦「フレッチャー」の攻撃を受け沈没した。昭和18年4月1日除籍。

昭和12年度計画。昭和15年9月26日に三菱神戸にて竣工し昭和16年1月31日に横須賀鎮守府籍に編入、同日に第6艦隊第1潜水戦隊第2潜水隊に編入された。同年11月18日真珠湾攻撃の為、呉を出港、同年12月7日に甲標的（広尾艇）を発進、昭和17年1月4日よりクエゼリンを経てフィジー方面にて行動、同年1月11日にパゴパゴを砲撃。昭和17年2月1日に横須賀に帰投し甲標的を搭載、同年4月6日に呉を出港しインド洋方面へ進出、昭和17年5月31日ディゴスワイレスにて甲標的（秋枝艇）を発進、以後８月23日に横須賀に帰投するまでにアフリカ東海岸海域で行動し商船8隻撃沈した。昭和17年9月15日異動により艦長の吉村巌中佐着任。昭和18年1月より5月までガダルカナルへの輸送作戦を3回、ラエへの輸送作戦に7回従事。昭和18年6月2日異動により艦長の大塚少佐着任。昭和18年8月4日より横須賀を出港しトラックよりニューヘブライズ諸島方面に行動していたが9月3日にアメリカ海軍駆逐艦「エレット」の攻撃を受け沈没。昭和18年12月1日除籍。