日本の潜水艦
(Japanese Submarines)

潜高型(伊201型)
Sen-Taka Type

[伊201、伊202、伊203、伊204]
(I 201, I 202, I 203, I 204)

昭和18年以降、アメリカ軍による日本潜水艦の被害が続出したため、その対抗策として計画された水中高速潜水艦。当初、水中速力は25ノットに設定されていたが、減速ギアのノイズが致命的欠陥とされ20ノットに抑えられ、更に水中充電装置やレーダー搭載の為19ノットになった(実質は17ノットとなっていたという)。昭和19年度計画で23隻が計画されたが起工されたのは8隻で昭和20年3月以降は実質的建造はストップしていた。本型は建造にあたって全溶接、ブロック建造方式(各部分を別々に製作し最終的に結合する)を採用し、量産性も考慮に入れられていて工事期間は約1年であった。

伊201
(I 201)

写真無し

昭和18年度計画。呉造船所にて昭和20年2月2日竣工。活動せず昭和20年11月30日除籍。昭和21年1月にアメリカ軍が研究の為接収、ハワイに回航。その後処分。

伊202
(I 202)

昭和18年度計画。呉造船所にて昭和20年2月12日竣工。活動せず昭和20年11月30日除籍。昭和21年4月5日に向後岬13海里にて爆破処分。

伊203
(I 203)

昭和18年度計画。呉造船所にて昭和20年5月29日竣工。活動せず昭和20年11月30日除籍。昭和21年1月にアメリカ軍が研究の為接収、ハワイに回航。その後処分。

伊204
(I 204)

昭和19年度計画。呉造船所にて昭和19年12月16日進水。工程90%にて被爆沈没。昭和23年に解体。

伊205
(I 205)

写真無し

昭和19年度計画。呉造船所にて昭和20年2月15日進水。工程80%で工事を中止、昭和20年7月28日に疎開中の倉橋島にて被爆沈没。昭和23年に解体。

伊206
(I 206)

昭和19年度計画。呉造船所にて昭和20年3月26日進水。工程85%にて工事中止。昭和21年解体。

伊207
(I 207)

昭和19年度計画。呉造船所にて昭和19年12月27日起工。工程20%にて工事中止。昭和21年に解体。

伊208
(I 208)

昭和19年度計画。呉造船所にて昭和20年2月17日起工。工程5%にて工事中止。昭和21年解体。

基準排水量 1070t(水上)/1450t(水中)

常備排水量 1291t

全長×全幅 79m×5.8m

吃     水 5.46m

主     機 マ式1号ディーゼル機関×2
(2軸、水上2750HP、水中5000HP)

乗     員 31名

速     力 15.8ノット(水上)/19ノット(水中)

航 続 距 離 14ノットで5800浬(水上)/3ノットで135浬(水中)

兵     装 25mm単装機銃×2基
53cm魚雷発射管×4基(合計魚雷10本) 

備     考 搭載蓄電池は特D型2088個

潜高型の章終了


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