昭和18年以降、アメリカ軍による日本潜水艦の被害が続出したため、その対抗策として計画された水中高速潜水艦。当初、水中速力は25ノットに設定されていたが、減速ギアのノイズが致命的欠陥とされ20ノットに抑えられ、更に水中充電装置やレーダー搭載の為19ノットになった(実質は17ノットとなっていたという)。昭和19年度計画で23隻が計画されたが起工されたのは8隻で昭和20年3月以降は実質的建造はストップしていた。本型は建造にあたって全溶接、ブロック建造方式(各部分を別々に製作し最終的に結合する)を採用し、量産性も考慮に入れられていて工事期間は約1年であった。 | ||
(I 201) 昭和18年度計画。呉造船所にて昭和20年2月2日竣工。活動せず昭和20年11月30日除籍。昭和21年1月にアメリカ軍が研究の為接収、ハワイに回航。その後処分。 |
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(I 202) 昭和18年度計画。呉造船所にて昭和20年2月12日竣工。活動せず昭和20年11月30日除籍。昭和21年4月5日に向後岬13海里にて爆破処分。 |
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(I 203) 昭和18年度計画。呉造船所にて昭和20年5月29日竣工。活動せず昭和20年11月30日除籍。昭和21年1月にアメリカ軍が研究の為接収、ハワイに回航。その後処分。 |
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(I 204) 昭和19年度計画。呉造船所にて昭和19年12月16日進水。工程90%にて被爆沈没。昭和23年に解体。 |
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(I 205) 昭和19年度計画。呉造船所にて昭和20年2月15日進水。工程80%で工事を中止、昭和20年7月28日に疎開中の倉橋島にて被爆沈没。昭和23年に解体。 |
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(I 206) 昭和19年度計画。呉造船所にて昭和20年3月26日進水。工程85%にて工事中止。昭和21年解体。 |
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(I 207) 昭和19年度計画。呉造船所にて昭和19年12月27日起工。工程20%にて工事中止。昭和21年に解体。 |
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(I 208) 昭和19年度計画。呉造船所にて昭和20年2月17日起工。工程5%にて工事中止。昭和21年解体。 |
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