昭和12年度計画。昭和16年3月10日に川崎重工にて竣工し横須賀鎮守府籍に編入、艦長の揚田清猪中佐着任。昭和16年7月15日に第6艦隊第1潜水戦隊第3潜水隊に編入、同年11月18日真珠湾攻撃の為、呉を出港、同年12月7日に甲標的（岩佐艇）を発進。昭和16年12月16日にジョンストン島を砲撃、その後は昭和17年2月2日に横須賀に帰投するまでハワイ海域にて哨戒活動を行っていた。昭和17年4月15日にモレスビー作戦に参加の為、呉を出港、同年5月17には甲標的を積載しトラックを出港、同年5月31日にはシドニーにて松尾艇を発進。昭和17年7月10日異動により艦長の成沢千直少佐が着任、翌日横須賀に入港。整備終了後の昭和17年9月11日にソロモン方面へ横須賀より出港したが同年10月4日頃ソロモン方面マライタ島付近にて行方不明となった。昭和17年12月15日除籍。

昭和12年度計画。昭和16年10月31日に佐世保工廠にて竣工し横須賀鎮守府籍に編入、同日に第6艦隊第1潜水戦隊第4潜水隊に編入され艦長の花房博志中佐が着任。同年11月18日真珠湾攻撃の為、呉を出港、同年12月7日に甲標的（酒巻艇）を発進。昭和17年1月26日ミッドウエー島を砲撃し2月2日に横須賀に入港。。昭和17年4月15日にモレスビー作戦に参加の為、呉を出港、同年5月17には甲標的を積載しトラックを出港、5月31日にはシドニーにて伴艇を発進、6月7日にシドニーを砲撃後、交通破壊作戦にて商船3隻を撃沈した。昭和17年7月12日に横須賀帰投、修理整備後の昭和17年8月30日にソロモン海域へ出港。昭和17年11月15日にはガダルカナル在泊艦船に対して2回にわたり甲標的による攻撃を行った。昭和18年1月よりラバウルを基地としてブナ、ラエ方面へ輸送作戦を7回行った。昭和18年3月6日横須賀に帰投、整備修理後の5月7日に横須賀を出港しトラックへ向かった、5月20日に呉に帰投、甲標的を搭載しキスカ島へ向かったが6月11日にアメリカ海軍駆潜艇「PC487」の攻撃を受け沈没した。昭和18年8月1日除籍。

昭和16年度計画。昭和19年2月29日に佐世保工廠にて竣工し横須賀鎮守府籍に編入、艦長の山口幸三郎少佐が着任、同日に第6艦隊第11潜水戦隊に編入された。昭和19年5月7日に不良箇所が発見され修理に従事、昭和19年5月30日に第6艦隊第15潜水隊に編入された。昭和19年10月19日に呉を出港しフィリピン東方海域に向かったが10月28日レイテ湾付近にてアメリカ海軍駆逐艦「ヘルム」の攻撃を受け沈没（10月24日にアメリカ海軍駆逐艦「リチャード.M.ローウエル」の攻撃で沈没との資料もある）。昭和20年3月10日除籍。