日本の潜水艦
(Japanese Submarines)

丁型(伊361型)
D Type

[伊367、伊368、伊369]
(I 367, I 368, I 369)

昭和17年のミッドウエー海戦後に兵員、糧食、弾薬などを輸送補給する潜水艦の必要性が生じ、計画された潜水艦。工期短縮の為に既存の技術を採用していたが途中で用兵側の要求も変更されて輸送潜水艦となった。1番艦では2門の魚雷発射管を搭載していたが2番艦以降は廃止されている。伊361型の12隻中6隻は回天搭載の攻撃型潜水艦に改造された。

伊367
(I 367)

昭和17年度計画。三菱神戸造船所にて昭和19年8月15日竣工。昭和19年11月に南鳥島、12月にウーキへの輸送作戦に従事。昭和20年5月5日、回天特別攻撃隊振武隊として内海西部を出撃し、途中5月27日に「回天」3基を発進、6月4日に呉に帰投。昭和20年7月19日に回天特別攻撃隊多聞隊として沖縄方面へ出撃したが「回天」は発進させず、そのまま8月16日に帰投。昭和20年11月30日除籍。昭和21年4月1日、五島沖にて海没処分。

伊368
(I 368)

写真無し

昭和17年度計画。横須賀工廠にて昭和19年8月25日竣工。昭和20年2月20日に回天特別攻撃隊千早隊として呉を出港、硫黄島に向かったが、2月27日にアメリカ海軍護衛空母「アンツィオ」搭載機の攻撃を受け沈没。昭和20年4月10日除籍。

伊369
(I 369)

昭和17年度計画。横須賀工廠にて昭和19年10月9日竣工。昭和20年1月、南鳥島、三月、父島の輸送作戦に従事。昭和20年5月にトラック、メレヨン島への輸送作戦に従事。昭和20年6月より横須賀にて航空機揮発油搭載工事に着手し、そのまま終戦を迎えた。昭和20年9月15日除籍。アメリカ軍接収後海没処分。

基準排水量 1440t(水上)/2215t(水中)

常備排水量 1779t

全長×全幅 73.5m×8.9m

吃     水 4.76m

主     機 艦本式23号乙8型複動ディーゼル機関×2
(2軸、水上1850HP、水中1200HP)

乗     員 55名

速     力 13ノット(水上)/6.5ノット(水中)

航 続 距 離 10ノットで15000浬(水上)/3ノットで120浬(水中)

兵     装 40口径14cm砲×1門、25mm単装機銃×2基
53cm魚雷発射管×2基(合計魚雷2本、伊361のみ搭載) 


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