日本の潜水艦
(Japanese Submarines)

丁型(伊361型)
D Type

[伊370、伊371、伊372]
(I 370, I 371, I 372)

昭和17年のミッドウエー海戦後に兵員、糧食、弾薬などを輸送補給する潜水艦の必要性が生じ、計画された潜水艦。工期短縮の為に既存の技術を採用していたが途中で用兵側の要求も変更されて輸送潜水艦となった。1番艦では2門の魚雷発射管を搭載していたが2番艦以降は廃止されている。伊361型の12隻中6隻は回天搭載の攻撃型潜水艦に改造された。

伊370
(I 370)

昭和17年度計画。三菱神戸造船所にて昭和19年9月4日竣工。昭和20年2月21日、回天特別攻撃隊千早隊として硫黄島海域へ出撃したが同年2月26日にアメリカ海軍護衛駆逐艦「フィンネガン」の攻撃を受け沈没。昭和20年4月10日除籍。

伊371
(I 371)

写真無し

昭和17年度計画。横須賀工廠にて昭和19年10月2日竣工。昭和19年12月30日に横須賀を出港しトラック島を経てメレヨン島への輸送作戦に従事。その後トラックより1月31日に出港したが、横須賀到着予定日2月22日となっても帰着せず沈没と認定。昭和20年4月10日除籍。

伊372
(I 372)

写真無し

昭和17年度計画。横須賀工廠にて昭和19年11月8日竣工。昭和20年2月にフィリピンへの輸送作戦に従事したが途中で中止となり帰投。昭和20年4月より7月10日の間にウーキへの輸送作戦に2回従事。その後、航空機揮発油搭載工事を行っていたが昭和20年7月18日にアメリカ海軍艦載機の空襲により沈没。昭和20年9月15日除籍。(この型の中で伊372のみ航続距離及び搭載能力が多かったとの資料もある)

基準排水量 1440t(水上)/2215t(水中)

常備排水量 1779t

全長×全幅 73.5m×8.9m

吃     水 4.76m

主     機 艦本式23号乙8型複動ディーゼル機関×2
(2軸、水上1850HP、水中1200HP)

乗     員 55名

速     力 13ノット(水上)/6.5ノット(水中)

航 続 距 離 10ノットで15000浬(水上)/3ノットで120浬(水中)

兵     装 40口径14cm砲×1門、25mm単装機銃×2基
53cm魚雷発射管×2基(合計魚雷2本、伊361のみ搭載) 

丁型の章終了


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