陸軍  キ15 I (三菱 九七式司令部偵察機 I 型)

Ki15 I (Mitsubishi Type100 Command Reconnaissance I ) <Babs>

戦略偵察機の先駆けとも言える高速機。昭和10年7月に三菱1社特命にて「航空作戦の為の迅速な情報収集と連絡にあたる高速連絡機」として陸軍より指示。三菱では視界や武装を犠牲として機体の抵抗を極力排する方向で設計を開始、昭和11年5月に試作機が完成、また2号機も昭和12年3月に完成した(後の朝日新聞社「神風訪欧機)。昭和12年5月に制式採用が決定、同年7月に起こった日華事変で同24日より投入された。エンジンは、寿3型エンジンの与圧高度を3000mから4000mに上げたものを搭載。
発動機 :中島94式550HP(ハ8) 空冷星型9気筒 640HP(離昇)
寸 法 :全幅12m、全長8.49m
重 量 :自重1399kg自重、総重量2033kg
最大速度:480km/4000m
航続距離:2400km
上昇時間:5000m/8分27秒
武 装 :7.7mm×1(後部座席)
備 考 :-

陸軍  キ15 II (三菱 九七式司令部偵察機 II 型)

Ki15 II (Mitsubishi Type100 Command Reconnaissance II  ) <Babs>

I型の性能向上型。昭和12年11月にハ26Iの搭載指示が出され昭和13年1月に先行試作型が完成。昭和13年6月にエンジンの他各部を改修した試作機の製作が指示。テストの結果、振動問題が指摘されたものの速度は510km/hに向上していた。しかしながら陸軍がハ8に固執し性能上もI型で問題無かった為に制式採用は延滞、昭和14年9月にようやく制式採用。II型はエンジンの換装に伴い機首が210mm延長され、直径は136mm小さくなった、また重量は156kg増加していたがエンジンの出力増加のため離陸滑走距離は約20mほど短くなっていた。生産数は昭和11〜16年にI型も含め437機。太平洋戦争緒戦期までは司令部偵察の任務で使用されたがその後は百式司令部偵察機の充足に伴い、後方の連絡機として昭和18年あたりまで使用。
発動機 :三菱99式900HP(ハ26I) 空冷星型14気筒 900HP
寸 法 :全幅12m、全長8.7m
重 量 :自重1592kg、総重量2189kg
最大速度:510km/4330m
航続距離:-km
上昇時間:5000m/6分49秒
武 装 :7.7mm×1(後部座席)
備 考 :-

●エンジンをハ102に換装した試作機が2機試作、III型の予定、キ46が制式化された為、中止。
●日本海軍も「九八式陸上偵察機11型」としてハ26装備機(装備関係は変更)を昭和14年11月17日に
 制式採用。後にエンジンを栄12型に変更し「九八式陸上偵察機12型」として30機採用。下写真は11型。


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