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昭和16年12月29日に試作命令が出された中島製戦闘機で日本陸海軍機の中では最高傑作戦闘機である。当時試作中であったエンジン(ハ45)を搭載することを念頭におき、日本としては珍しい生産しながら改修する方式をとっていた。昭和17年4月より設計が開始され昭和18年3月に試作1号機、6月には2号機が完成。試作機3機の後に増加試作機83機が生産開始、水戸基地での実用審査の後に制式採用が決定し昭和19年4月に四式戦闘機として採用された。同時期に第二次増加試作も開始され42機(世界の傑作機No.19では44機)が製造、さらに同時に生産も開始された。最初の受領部隊は制式採用前の昭和19年3月に飛行第22戦隊に行われ、夏には中国戦線にて初陣を飾り当時猛威を振るっていたアメリカ陸軍のP51の活動を一時的にせよ封じこめている。その後は量産機の完成とともに部隊配備が進み内地防空隊も二式単戦に変わり主力となった。稼働率の点での至適があるが入念な整備さえ行えば従来機種同様の稼動が可能であり(大半の部隊が燃料に指定の92オクタン価ガソリンを使用しなかった為と考えられる)、また質の面での指摘に対しても量産型でも大半が最大速度が610km/hを上回っていたことなどから高性能(日本機としては)が伺い知れる。本機は、その出現時期から海軍の「紫電改」と比較されることが多いが、戦略的な戦争貢献度では比較にならず性能も元が水上機の機体とは根本的に空力値に差があり、また航続距離(片やインターセプターであったが)や速度、上昇力なども戦闘機専用設計された四式戦闘機とは雲泥の差があった(ただし中島飛行機は戦闘機設計歴30年余、川西は5年余の差も鑑みないといけないが)。また戦後良質燃料を使用したアメリカ軍のテストでは687km/h(6100m)、6100mまで5分48秒などの高性能を記録しているが、これはあくまで実戦装備をあてたテストではない。総生産数は3488機。 四式戦闘機には以下の型式があった。
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発動機 :中島ハ45-11(NK9B) 空冷星型18気筒 1800HP(離昇) | ||||||||||||||||||||||||||
寸 法 :全幅9.92m、全長11.24m | ||||||||||||||||||||||||||
重 量 :自重2698kg、総重量3890kg(総重量3750kgの資料あり) | ||||||||||||||||||||||||||
最大速度:624km/6000m(6500mの資料有り) | ||||||||||||||||||||||||||
航続距離:1745〜2000km(正規状態) | ||||||||||||||||||||||||||
上昇時間:5000m/5分54秒(6分26秒の資料有り) | ||||||||||||||||||||||||||
武 装 :20mm×2(翼内)、12.7mm×2(胴体)、爆弾250kg×2 | ||||||||||||||||||||||||||
備 考 :上記性能は甲型。 |
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