マッキ MC205V ベルトロ

DB605Aをフイアットで国産化したRA1050RC58(1465馬力)をつんだMC200の発達型でMC202の機体を改造した原型第1号機は、1942年4月に初飛行している。最大速度は642キロ/時に達しており、操縦性もきわめて良く、P51に勝るとも劣らぬ傑作機といわれている。武装も初期型はMC202と同じであったが、シリーズIIIと呼ばれる後期型では、翼内銃を20ミリ砲2門に強化している。ベルトロ(グレーハウンド犬)の初陣は1943年7月8日のパンテレリア攻撃で、同年9月、イタリアが降伏したときは、第51連隊などに66機が配属されていたが、このうち6機が連合軍側へ逃がれ、残りはドイツ側に渡った。その後も生産はつづけられ、合計262機つくられた。そして戦後もイタリア空軍で使用されていたが、1949年、その一部がエジプトへ売却されている。
発動機 :RA1050RC58 液冷V型12気筒 1465HP
寸   法:全幅10.6m、全長8.9m
重   量:自重2581kg、総重量3408kg
最大速度:642km/7200m
上昇時間:3000m/2分40秒
武   装:12.7mm×2、7.7mm×2(初期)
備   考:原型機完成1942年


マッキ MC205N オリオーネ

オリオーネ(オリオン)と名付けられたMC205Nは、MC205Vの発達型でエンジンは同じであるが、全幅が60センチ延長されて11.2メートルとなり、全長もエンジン取付け位置が65センチ前方へ出さ
れたため9.55メートルに増大している主翼や胴体が延長されたため、オリオーネはベルトロよりもさらにスマートなスタイルとなったが、武装強化と大型化により総重量は原型1号(N−1)が3621キロ、2号(N−2)が3641キロに増加した。このため性能はベルトロより低下した。本機は予想を下まわる性能であったうえ、量産上も問題があり2機のみで打ちきられた
発動機 :RA1050RC58 液冷V型12気筒 1465HP
寸   法:全幅11.2m、全長9.55m
重   量:自重2965kg、総重量3621kg
最大速度:628km/7200m
上昇時間:3000m/2分24秒
武   装:12.7mm×4、20mm×1(N-1の武装、N-2は20mm×3と12.7mm×2)
備   考:原型機完成1942年、試作のみ


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