昭和１６年計画艦。昭和１８年１０月３1日竣工。第二海上護衛隊に編入され横須賀〜サイパンの船団護衛に従事後、横須賀にて昭和１９年２月まで整備作業。同年３月より再び横須賀〜サイパンの船団護衛に従事した。同年７月に第一海上護衛隊に編入され本土〜マニラ〜シンガポール間の船団護衛に従事、その最中同年９月２３日に馬公にてアメリカ軍機の攻撃を受け中破し１２月末まで横須賀にて修理を行っている。完了後、再び任務に戻ったが昭和２０年３月２８日宮崎県青島沖でアメリカ潜水艦スレッドフィン（Threadfin）の雷撃を受け沈没した（資料によっては大隈海峡東方で消息不明となっている）。昭和２０年５月２５日除籍。

昭和１６年計画艦。昭和１８年１1月３０日竣工。第一海上護衛隊に編入され門司〜シンガポール間の船団護衛に従事。昭和１９年３月３１日に連合艦隊付属となりサイパンへの船団護衛、さらに給油艦を護衛してパリクパパン、マニラ、門司をへて帰港した。同年９月より門司〜シンガポールへの船団護衛に従事、昭和２０年６月２０の佐世保帰港以後は行動せずそのまま終戦を迎えた（同年８月２１日門司付近で触雷により中破の資料あり）。同年１１月３０日除籍。同年１２月１日に特別輸送艦に指定。昭和２３年解体。

昭和１６年計画艦。昭和１９年１月２５日日立桜島造船所にて竣工、呉防備戦隊に編入。同年２月２６日第一海上護衛隊に編入され門司〜シンガポールへの船団護衛に従事した。その任務最中の同年６月２日に台湾南東方でアメリカ潜水艦ギタロー（Guitarro）の雷撃を受け沈没した。同年７月１０日除籍。

昭和１６年計画艦。昭和１９年２月２８日竣工、第二海上護衛隊に編入され３月２２日より東松船団を護衛し横須賀〜サイパンを往復。同年６月より大湊方面に行動、９月２６日、千島沖で不明潜水艦の雷撃で中破、大湊で修理後第一海上護衛隊に編入され本土〜シンガポール間の船団護衛に従事した。昭和２０年４月１４日、門司より上海へ向かう船団の護衛中に済州島沖でアメリカ潜水艦タイラント（Tirante）の雷撃を受け沈没した。同年５月２５日除籍。