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昭和12年度の③計画にて同型6隻が建造された掃海艇。基本的には掃海艇第3陣とも言える型だが、13号艇後期の改良型といえるものであった。軍令部の要求は当初、基準排水量600ｔ、航続距離14ノットで3000海里、兵装12cm砲3門、25mm連装機銃1基、爆雷36個、同投射器2組と言うものであり、13号後期型と比較して兵装の強化と航続距離の強化に重点がおかれていた。しかしながら航続距離に関しては混焼とする条件から2000海里に抑えられ後の護衛艦任務で苦慮する原因ともなる。兵装においては強力ではあったが、これは海防艦や駆逐艦の代用と考えられた結果であり、大戦型掃海艇としては非常に不適であったと言える。 |
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7号艇
[Minesweeper No.7]
昭和12年度計画艦
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昭和13年12月25日 |
三井造船玉造造船所にて竣工。佐世保鎮守府籍に編入。 |
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昭和16年6月1日 |
第3艦隊第1根拠地隊に編入。 |
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昭和16年11月27日 |
佐世保を出港。 |
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昭和16年12月4日 |
パラオに入港。 |
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昭和16年12月8日 |
パラオを出港、フィリピンのレガスビー攻略作戦に参加。 |
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昭和16年12月19日 |
ラモン湾上陸作戦で前路掃海、船団護衛。 |
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昭和17年1月9日 |
メナド攻略作戦にて前路掃海、船団護衛。 |
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昭和17年1月21日 |
ケンダリー攻略作戦にて船団護衛。 |
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昭和17年1月28日 |
アンボン攻略作戦で船団護衛。 |
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昭和17年2月4日 |
マッカサル攻略作戦にて船団護衛。 |
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昭和17年2月11日 |
クーパン攻略作戦にて船団護衛。 |
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昭和17年2月25日 |
ケンダリー、スラバヤ方面にて船団護衛に従事。 |
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昭和17年3月10日 |
第1南遣艦隊第21特別根拠地隊に編入。 |
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昭和17年3月26日 |
シンガポール入港。同方面にて船団護衛に従事。 |
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昭和17年4月10日 |
第1南遣艦隊第10特別根拠地隊に編入。 |
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昭和17年5月20日 |
シンガポール～仏印間にて船団護衛に従事。 |
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昭和17年9月6日 |
シンガポール方面にて船団護衛に従事。 |
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昭和18年6月21日 |
シンガポールにて入渠修理。 |
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昭和18年7月13日 |
シンガポール出港。アンダマン方面の船団護衛に従事。 |
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昭和19年4月9日 |
ペナン出港、船団護衛に従事。 |
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昭和19年4月14日 |
ポートブレア到着。 |
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昭和19年4月15日 |
ポートブレア出港。イギリス海軍潜水艦ストームStormの雷撃により沈没。 |
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昭和19年6月10日 |
除籍。 |
8号艇
[Minesweeper No.8]
写真無し(no photograph)
昭和12年度計画艦
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昭和14年2月15日 |
浦賀船渠にて竣工。佐世保鎮守府籍に編入。 |
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昭和16年6月1日 |
第3艦隊第1根拠地隊に編入。 |
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昭和16年11月27日 |
佐世保を出港。 |
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昭和16年12月4日 |
パラオに入港。 |
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昭和16年12月8日 |
パラオを出港、フィリピンのレガスビー攻略部隊に参加。 |
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昭和16年12月19日 |
ラモン湾での対潜作戦に従事。 |
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昭和17年1月9日 |
メナド攻略部隊の船団護衛。 |
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昭和17年1月21日 |
ケンダリー攻略作戦船団護衛及び前路掃海。 |
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昭和17年1月28日 |
アンボン攻略作戦にて船団護衛に従事。 |
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昭和17年2月11日 |
クーパン攻略部隊の船団護衛。 |
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昭和17年2月25日 |
ケンダリー、スラバヤ方面にて船団護衛に従事。 |
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昭和17年3月10日 |
第2南遣艦隊第21特別根拠地隊に編入。 |
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昭和17年7月25日 |
西部ニューギニア攻略作戦に参加。 |
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昭和17年8月31日 |
スラバヤ出港、トラック方面にて船団護衛。 |
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昭和18年2月1日 |
トラック出港、パラオ方面にて船団護衛。 |
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昭和18年3月14日 |
パラオ出港、トラック方面にて船団護衛。 |
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昭和18年5月29日 |
トラック出港、スラバヤ方面にて掃海に従事。 |
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昭和18年8月25日 |
スラバヤにて入渠修理。 |
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昭和18年9月21日 |
出渠。 |
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昭和18年9月26日 |
スラバヤ出港、同方面にて船団護衛に従事。 |
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昭和19年4月26日 |
スラバヤ出港、アンボン方面にて船団護衛に従事。 |
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昭和19年6月30日 |
マッカサル方面にて船団護衛に従事。 |
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昭和19年9月20日 |
ボルネオ北東海域の船団護衛に従事。 |
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昭和19年11月15日 |
スラバヤ方面海域の船団護衛に従事。 |
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昭和20年8月15日 |
スラバヤにて終戦を迎える。 |
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昭和21年7月10日 |
シンガポールのケッペル水道南方にてイギリス海軍により海没処分。（11日？） |
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昭和21年8月10日 |
除籍。 |
9号艇
[Minesweeper No.9]
写真無し(no photograph)
昭和12年度計画艦
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昭和14年2月15日 |
舞鶴工廠にて竣工。佐世保鎮守府籍に編入。 |
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昭和16年6月1日 |
第3艦隊第1根拠地隊に編入。 |
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昭和16年11月27日 |
佐世保を出港。 |
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昭和16年11月30日 |
馬公入港。 |
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昭和16年12月7日 |
馬公出港。ビガン攻略部隊の船団護衛。 |
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昭和16年12月17日 |
奄美大島出港。ラモン湾、ダバオへの船団護衛に従事。 |
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昭和17年1月9日 |
ダバオ出港、ケマ攻略部隊の船団護衛に従事。 |
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昭和17年1月12日 |
バンガ泊地にて移動哨戒及び哨戒。 |
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昭和17年1月21日 |
ケンダリー攻略部隊の船団護衛及び前路掃海に従事。 |
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昭和17年1月29日 |
ケンダリー出港。アンボン攻略作戦の船団護衛に従事。 |
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昭和17年2月2日 |
モルッカ諸島アンボンにて掃海中、触雷にて沈没（1日の記述もある）。 |
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昭和17年4月10日 |
除籍。 |
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基準排水量：630t |
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常備排水量：750t |
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全 長：72.5m |
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幅 ：7.85m |
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吃 水：4.65m |
主 機：直立式三段膨張レシプロ蒸気機関2基/2軸（3200HP）
艦本式ロ号水管缶（石炭・重油混焼）石炭118ｔ、重油48ｔ
3850HP |
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乗 員：103名 |
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速 力：20ノット |
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航続距離 ：14ノットで2000浬 |
兵 装：12ｃｍ45口径単装砲×2基、25mm連装機銃×3基、25mm単装機銃×3基、81式爆雷投射機×2基、
94式爆雷投射機×2基、爆雷装填台×4基、爆雷投下台×1基、爆雷投下軌条×2基、爆雷36個、
13号電探又は22号電探×1基、93式水中聴音機×1基、3式または93式水中探信儀×1基 |
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備 考：兵装は大戦末期の状態 |
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