一式砲戦車(一式75ミリ自走砲)(ホニI)
Type 1 75mm Sph(Honi1)

昭和14年12月から研究が開始されたもので九七式中戦車に九〇式野砲を搭載した戦車。昭和16年中頃に完成し10月には陸軍野戦砲学校にて実用試験を開始した。昭和16年末に「一式7.5cm自走砲」として採用され日本陸軍初の自走砲となった。また戦車隊での使用も研究され「戦法を工夫」すれば使用可能と判断、「一式砲戦車」としても制式化されている。配備は当初の制式化通り、機動砲兵連隊になされたが一部は砲戦車として戦車連隊に配備、フィリピンの第二戦車師団、ビルマの戦車第十四連隊等で実戦で使用された。生産数は諸説があり、昭和18年5月より日立亀有工場だけで124両、一式10cm自走砲と合計して138両、昭和19年7月から55両とするもの等いろいろある。
重  量 :自重14.7t 全備重量15.9t
寸  法 :全長5900mm(砲を含む)×全幅2320mm×全高2390mm×最低地上高400mm
乗  員 :5名
武  装 :九〇式75mm野砲改×1(砲弾54発)
装  甲 :車体前面25+16mm×側面25mm×後面20mm、砲塔前側50mm×側面12mm
エンジン :空冷直列12気筒ディーゼルエンジン 170馬力/2000rpm
速  度 :38km/h
航続距離 :10時間(?)
無  線 :-
備  考 :砲は一式徹甲弾を使用した場合、900mで75mm、450mで100mmの装甲貫徹力。


一式10cm自走砲)(ホニII)
Type 1 105mm SPh(Honi II)

ドイツ自走砲「ヴェスペ」の案に倣った九一式榴弾砲を搭載した自走砲。開発の目的は戦車師団内の機動砲兵連隊を旧式化しつつあるチハ車台を使用して自走砲化することにあった。試作車は昭和17年中頃に完成、生産は日立亀有工場にて行われたが詳細は不明で配備先も不明である。
重  量 :自重14.8t 全備重量16.3t
寸  法 :全長5520mm×全幅2330mm×全高2390mm×最低地上高400mm
乗  員 :5名
武  装 :九一式105mm榴弾砲×1
装  甲 :車体前面25+16mm×側面25mm×後面20mm、砲塔前側25mm×側面12mm
エンジン :空冷直列12気筒ディーゼルエンジン 170馬力/2000rpm
速  度 :38km/h
航続距離 :10時間(?)
無  線 :-
備  考 :-


二式砲戦車(ホイ)
Type 2 Gun Tank(Hoi)

チハ系車体に九四式山砲(実際は改修型)を搭載した自走砲。昭和16年4月に試作車(試製一式自走砲)が完成、各種試験を経て、昭和17年に「二式砲戦車」として制式採用された。当初は各戦車連隊の第五中隊は本車をもって編成される予定であったが生産が足りず一部は57mm砲装備の旧型のチハ車を代用していた。また当初は対戦車砲が制圧目標とされていたが途中からドイツの技術支援によりタ弾(モンロー効果を利用した対装甲弾)が完成し、対戦車兵器としても有望視されていた。生産は昭和19年に三菱重工東京機器製作所にて30両と言われている。
重  量 :自重15.4t 全備重量16.7t
寸  法 :全長5730mm×全幅2330mm×全高2580mm×最低地上高400mm
乗  員 :5名
武  装 :75mm山砲×1、九七式7.7mm車載機銃×1
装  甲 :車体前面50mm×側面35mm×後面20mm、砲塔前側50mm×側面35mm×後面20mm
エンジン :一〇〇式統制型空冷直列12気筒ディーゼルエンジン 240馬力/2000rpm
速  度 :44km/h
航続距離 :200km
無  線 :-
備  考 :-


四式15センチ自走砲(ホロ)
Type 4 SPH(Horo)

旧式となった三八式15センチ榴弾砲をチハ系車体に載せた対戦車車輌である。昭和19年7月に研究が開始され同年中に完成、制式化された。昭和20年、本土防衛計画で本車による独立自走砲大隊が10コ編成される予定であったが終戦までに第1、2、5、7、8の5コ大隊が編成されるにとどまっている。生産は三菱重工下丸子工場で12両が完成したとされるが詳細は不明。一部車輌が沖縄とフィリピンにて実戦で使用された。
重  量 :自重-t 全備重量16.3t
寸  法 :全長5520mm×全幅2330mm×全高2360mm×最低地上高400mm
乗  員 :6名
武  装 :三八式15センチ榴弾砲×1(12発〜28発の資料有り)
装  甲 :車体前面25mm×側面20mm×後面20mm、砲塔前側25mm×側面20mm×後面12mm
エンジン :空冷直列12気筒ディーゼルエンジン 170馬力/2000rpm
速  度 :38km/h
航続距離 :200km
無  線 :-
備  考 :とにかく在り合わせで製作した自走砲。砲に当時主力であった九六式15cm榴弾砲を
       採用しなかったのは重量の関係(2tも違った)からであったとされる。


試製四式重迫撃砲(ハト)
Expl. Type4 Heavy Mortor(Hato)

昭和17年に試作を開始、昭和18年4月に完成した三式迫撃砲を車載化したもので、昭和18年4月に製作が決定された。車体は四式中型装軌貨車(キソ)[チケ車を使用したとも言われる]を極力流用することとし昭和19年9月には陸軍重砲兵学校で実用試験がなされている。生産は4両行われたが同時期に噴進弾の開発も行われており経済的にも運用的にも、こちらが有用との判断から存在意義が疑問視されていた。
重  量 :自重-t 全備重量14.5t
寸  法 :全長6800mm×全幅2400mm×全高2750mm×最低地上高-mm
乗  員 :-名
武  装 :三式30cm迫撃砲×1
装  甲 :車体前面8mm×側面8〜6mm
エンジン :一〇〇式統制型空冷直列8気筒ディーゼルエンジン 165馬力/2000rpm
速  度 :40km/h
航続距離 :-km
無  線 :-
備  考 :三式迫撃砲は砲身重量1560kg、射程3145mと言われている。


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