日本の艦艇vol.4-2


砲艦 2


熱 海

熱海型は、勢多型の改良型で昭和2年度の補充計画で建造されたもの。大きさは勢多型より一回り小さいが居住性や通信能力では大幅に向上している。ネームシップの「熱海」は昭和4年6月30日に完成したが、それまでの砲艦と違い自力で上海まで航行して着任している。(このタイプの船はほとんどの場合、吃水が浅いため波が少しでも高いと転覆の危険があったので、現地で組み立てられた。)

排水量:205トン、水線長:45.3m、最大幅:6.79m、速力:16.8ノット


二 見

「熱海」の姉妹艦で昭和5年5月28日、藤永田造船所で竣工した。艦の長さを切り詰め、吃水も1メートルに押さえたため基準排水量は勢多型の2/3しかない。本艦は太平洋戦争では対空監視の任務にあたり終戦を上海でむかえた。戦後は中国海軍で『湘江』と改名し使用されている。

排水量:205トン、水線長:45.3m、最大幅:6.79m、速力:16.8ノット


橋 立

「安宅」を継ぐ旗艦用砲艦として計画され、昭和15年に大阪鉄工所で竣工した。それまでの砲艦より大型化し、外洋航行も可能となっている。また装備火器も12センチ高角砲3基、25ミリ連装機銃2基とかなり強化されていた。昭和19年5月22日香港より高雄に向かう船団の護衛中、香港沖でアメリカ軍機の空襲を受け沈没した。

排水量:999トン、水線長:78.5m、最大幅:9.7m、速力:19.5ノット


宇 治

「橋立」型の2番艦で、日本が建造した最後の砲艦。昭和16年大阪鉄工所で竣工した。開戦時は第一遣支艦隊にあり船団護衛や沿岸警備に活躍している。昭和20年6月より上海〜青島間の船団護衛に従事していたが無傷のまま上海で終戦を迎えた。

排水量:999トン、水線長:78.5m、最大幅:9.7m、速力:19.5ノット


[★高収入が可能!WEBデザインのプロになってみない?! Click Here! 自宅で仕事がしたい人必見! Click Here!]
[ CGIレンタルサービス | 100MBの無料HPスペース | 検索エンジン登録代行サービス ]
[ 初心者でも安心なレンタルサーバー。50MBで250円から。CGI・SSI・PHPが使えます。 ]


FC2 キャッシング 出会い 無料アクセス解析