92式重装甲車
Type92 Heavy Armoured Car


試作型


量産型
1920年代にイギリス軍用車輌の影響、即ち「軽戦車」での偵察活動の有効性に影響を受けて製作された軽車輌。昭和6年2月に石川島自動車製作所(のちの「いすゞ」)に試作車が発注(社内呼称「スミダTB型九二式軽戦車」)され翌7年に制式化、昭和8年より量産された。昭和14年までの長期にわたり生産されたため、変更も多く、大きいところでは転輪が初期型では小径ゴム転輪片側4個(ボギー2組)であったものが中期生産型では6個(ボギー3組)、後期型は中径ゴム転輪4個となり板バネの取り付け方法も変更、また上部転輪は3個から2個になった。他にも37mm砲装備型や空冷ディーゼルエンジンを搭載した車体もある。生産台数は162輌。
重  量 :自重3.2t 全備重量3.5t
寸  法 :全長3940mm×全幅1630mm×全高1870mm×最低地上高280mm
乗  員 :3名
武  装 :九二式13mm機関砲×1、九一式6.5mm機銃×1
装  甲 :最大6mm
エンジン :スミダC6 空冷直列6気筒ガソリンエンジン 45馬力/1600rpm(当初は輸入品)
速  度 :40km/h
航続距離 :-km
無  線 :-
備  考 :当初はアメリカ製フランクリン空冷ガソリンエンジンを搭載、のちに国産化。


94式軽装甲車
Type94 Light Armoured Car


量産型


試作型
第一次世界大戦後の軍事予算削減の世界的傾向に対応した豆戦車として製作された。思想的にはイギリスのガーデン・ロイドMk.VI機関銃運搬車と同じである。基本的には弾薬牽引車ではあるが豆戦車的なことも期待されていた。昭和7年、東京瓦斯電気工業に試作車が発注され同8年に完成、同9年に制式化された。部隊配属は昭和10年からである。生産は昭和10年〜15年に840輌。
重  量 :自重3.2t 全備重量3.5t
寸  法 :全長3080mm×全幅1620mm×全高1620mm×最低地上高300mm
乗  員 :2名
武  装 :九七式7.7mm機銃×1
装  甲 :前面12mm×側面8mm〜10mm×後面8mm
エンジン :空冷直列4気筒ガソリンエンジン 35馬力/2500rpm
速  度 :40km/h
航続距離 :200km
無  線 :-
備  考 :-


97式軽装甲車
Type97 Light Armoured Car


試作車両


部隊における97式軽装甲車
中国戦線での九四式軽装甲車の有効性に注目した日本陸軍が、更なる武装・機動力強化を命じた後継車輌。試作は池貝自動車(現小松製作所川崎工場)によって行われ2種の案(エンジン配置を前方にした案と後方にした案)のうち、エンジンを後方に搭載する第2案が採用され昭和14年から生産開始、昭和17年までに約570両が生産された。
重  量 :自重4.3t 全備重量4.5t(37mm砲搭載型は4.8t)
寸  法 :全長3700mm×全幅1900mm×全高1790mm×最低地上高350mm
乗  員 :2名
武  装 :九七式7.7mm機銃×1または九四式37mm戦車砲×1
装  甲 :前面12mm×側面10mm×後面8mm
エンジン :空冷直列OHV4気筒ディーゼルエンジン 65馬力/2300rpm
速  度 :40km/h
航続距離 :250km
無  線 :-
備  考 :-


95式軽戦車
Type95 Light Tank


部隊における95式軽戦車


試作車両
八九式中戦車が出来て後、歩兵輸送用トラックの進歩が著しく、中国戦線では包囲撃滅戦のおり戦車が歩兵部隊に追いつけない事態となった。この現状から高速で歩兵輸送部隊と同行出来る戦車が求められ、昭和9年6月に試作車輌が完成、さらに改修を行った第二次試作車輌が昭和11年11月に完成、これが「九五式軽戦車」として採用された。生産は昭和11年〜18年までに2375輌。一部他国への供給も行われタイ王国に50輌が輸出された。
重  量 :自重6.7t 全備重量7.4t
寸  法 :全長4300mm×全幅2300mm×全高2280mm×最低地上高400mm
乗  員 :3名
武  装 :九四式37mm戦車砲×1または九八式37mm戦車砲×1、7.62mm機銃×2
装  甲 :前面12mm×側面10mm×後面8mm
エンジン :空冷直列6気筒ディーゼルエンジン 120馬力/1800rpm
速  度 :40km/h
航続距離 :250km
無  線 :-
備  考 :-


97式軽戦車
Type97 Light Tank


三菱製試作九八式軽戦車
九五式軽戦車の後継車輌として昭和13年に設計着手、翌14年に日野自動車にて完成。生産は昭和17年〜18年に合計113輌。生産数が少ないのは九五式軽戦車の生産が優先され特に不都合もなかった為で、また国力からも新たな車輌の生産がなかなか許されなかったからであったと言う。昭和17年には二式軽戦車も完成した為、19年以降は生産されていない。試作車輌は日野製と三菱製があったが後者は大型転輪を装備していた。
重  量 :自重6.2t 全備重量7.2t
寸  法 :全長4110mm×全幅2120mm×全高1820mm×最低地上高350mm
乗  員 :3名
武  装 :一〇〇式37mm戦車砲×1、7.7mm機銃×1
装  甲 :車体前面16mm×側面16〜12mm×後面10mm
       砲塔前面16mm×側面16mm×後面16mm
エンジン :統制一〇〇式空冷直列6気筒ディーゼルエンジン 130馬力/2100rpm
速  度 :50km/h
航続距離 :300km
無  線 :-
備  考 :-

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