ペトリヤコフ Pe2

Petlyakov Pe2

非常にスマートな機体でソ連の傑作爆撃機である。最初は高高度戦闘機として製作されたが排気タービンの製作、装備が難航、運動性等も単発機に劣るなどの理由により爆撃機となった。1940年6月より生産に入りエンジンも初期型の1100HPから1943年の1210HP、1944年には1620HPと逐一強化され性能も向上している。爆撃機型の他に夜間戦闘機型、昼間戦闘機型、偵察機型なども作られ最終的に1945年2月までに11427機作られた。
発動機 :クリモフM105R 液冷V型12気筒 1100HP×2
寸 法 :全幅17.16m(17.15mの資料有)、全長12.7m(12.24mの資料も有)
重 量 :自重5850kg、総重量8500kg(7540kgの資料有)
最大速度:540km/5000m
上昇時間:5000m/7分0秒?
航続距離:1200km
武 装 :7.62mm×4 爆弾1000kg
備 考 :-


ペトリヤコフ Pe8

Petlyakov Pe8

第二次大戦に参加したソ連唯一の4発爆撃機。最初はANT42の名前でツポレフが開発、その補佐としてペトリヤコフが参加する形態であったが最終的にペトリヤコフに一任された。しかし慣れない4発機はトラブル続出で1943年から生産に入ったものの1944年には生産が終了している。総生産数93機。本機を有名にしたのは1942年本機を使って行われたのモトロフ外相イギリス訪問であったが、生産された機体も本来の爆撃任務にはほとんど使用されず最終的に輸送機として使われていた。
発動機 :シュベツオフM82 液冷V型12気筒 1700HP×4(1250HPの資料あり)
寸 法 :全幅40m(39.01mの資料有)、全長24.5m(23.59mの資料有)
重 量 :自重-kg、総重量30000kg(27200kgの資料有)
最大速度:400km(422kmの資料有)/6000m最
上昇時間:-m/-分-秒
航続距離:5800km
武 装 :20mm×2、12.7mm×2、7.62mm×2、爆弾4000kg(4500kgの資料あり)
備 考 :-


ツポレフ SB2

Tupolev SB2

爆撃機の生き残り術としては、防御兵器を強化して敵戦闘機を撃墜するよりも高高度と速度性能で敵戦闘機を性能的に引き離してしまうことの方が有効なのは言うまでもないが、現実的には非常に難しく、それを実現した初めての爆撃機が本機である。1934年10月に原型が初飛行し1936年より部隊に引き渡されスペイン動乱に実戦参加している。その際、敵戦闘機の追従は許さなかったと言われる。ノモンハン事変でも同様で日本の97式戦闘機などでは捕足困難であった。型式としてはM-100A搭載型、M103搭載型、冷却器を下面に移動したbis3型、練習機型のUSBを始めとし1943年まで一線で使用され6831機(7350機の資料有)が生産された。
発動機 :クリモフM103 液冷V型12気筒 990HP×2
寸 法 :全幅21.5m(20.33mの資料有)、全長12.65m(12.2mの資料有)
重 量 :自重4280kg、総重量7800kg
最大速度:450km/5000m
上昇時間:-m/-分-秒
航続距離:1400km(D型)
武 装 :7.62mm×4 爆弾1000kg
備 考 :以上性能はbis型


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