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“R”計画により開発された空冷式の単座戦闘機で、この原型機は1938年に初飛行した。完成当時はカウリング上面の空気取入口が短く、スピナーもなかったが、のちに空気取入口がカウリング前端まで延長され、スピナーも追加されたほか、カウリング後方の空気抜きスリットも改良されている 空軍のテストで諸性能や連動性はMC200より優れていることを立証したが、機体構造に問題があり、実用性の点で劣っていたため不採用となった。そこでRe2000シリーズ1迎撃機として輪出用にふりむけることになり、ハンガリー(少数輸入し後国産化)、スウェーデン(60機)へ売却された。ファルコ1は合計170機つくられているが、上記のようにシリーズ1はイタリアでは使われずに終わった。イタリアで使用したのはカタパルト射出用としたシリーズ2と、長距離戦闘機型のシリーズ3で、いずれもイタリア海軍用である。前者は12機、後々は24機つくられているが、エンジンはいずれもP11bisRC40(1000馬力)に換装されている |
発動機 :P11RC40 空冷星型14気筒 986HP |
寸 法 :全幅11m、全長8m |
重 量 :自重2075kg、総重量2545kg(2550kgの資料有) |
最大速度:530km/-m |
上昇時間:6000m/6分10秒 |
航続距離:900km |
武 装 :12.7mm×2 |
備 考 :- |
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Re2000ファルコ1のエンジンを液冷のDB601に換装したものがRe2001ファルコ2で、運動性は 良く、取扱いも容易であったが、速度はR2000とあまり変わらなかった。量産機は1942年から就役を開始した。上記は100機つくられた初期生産型の1機で、12・7ミリ銃2挺のシリーズ1、翼内に7.7ミリ銃2概を追加したシリーズ2および3、胴体下面に640キロ爆弾か増槽をつめるようにしたシリーズ4の4種がある。このほか夜戦型のRe2001CNが150機つくられており、試験機としてつくられたものにはbis、G(雷撃型)、H(対戦車攻撃型)などもある。 |
発動機 :DB601 液冷倒立12気筒 1175HP |
寸 法 :全幅11m、全長8.2m |
重 量 :自重2495kg、総重量3280kg |
最大速度:542km/5000m |
上昇時間:8000m/12分10秒 |
航続距離:1050km |
武 装 :12.7mm×2、7.7mm×2 |
備 考 :- |
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本機はRe2000シリーズ3の発達型で、戦闘爆撃機として使用するためにエンジンを低空性能の良いピアジオP19RC45タルビネB(1175馬力)に変更している。カウリングがスマートになりスピナーを追加したほか、Re2001のように翼内に7.7mm機銃2挺が追加されている点が2000シリーズ3と異なっている。1942年末から約50機(護衛戦闘機型のS型も含む)生産されているが、イタリア休戦時には34機が在籍しており、うち16機が連合軍側に逃れている。2004型はエンジンをX型水冷エンジンのイソッタ・フラスキニ・ゼータRC25/60(1250HP)に換装したものだが未完成に終わっている。 |
発動機 :P19RC45 空冷星型14気筒 1175HP |
寸 法 :全幅11m、全長8.2m |
重 量 :自重2371kg、総重量3120kg |
最大速度:529km/5500m |
上昇時間:4000m/5分52秒 |
航続距離:1100km |
武 装 :12.7mm×2、7.7mm×2 |
備 考 :- |
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本機はRe2001の機体にDB605Aのイタリア版RA1050RC58を積んだものであるが、機体構造は大幅に改良されており脚も外側引き込み式に改められている。量産は1943年7月から行われイタリア休戦後も生産されて、ルーマニアやドイツの防空に使用されていた。写真はDB605を積んだ原型1号機、1942年9月に初飛行している。 |
発動機 :RA1005RC58液冷倒立12気筒 1475HP |
寸 法 :全幅11m、全長8.7m |
重 量 :自重2600kg、総重量3560kg |
最大速度:628km/6950m |
上昇時間:4000m/4分4秒 |
航続距離:1200km |
武 装 :20mm×3、12.7mm×2 |
備 考 :- |
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