フランツ.シャル大尉
Hptm. Franz Schall

★IL2キラー&Me262による撃墜多数のジェットエース★
東部戦線でIl2「シュトルモビク」キラーとして名を馳せたパイロット。1918年オーストリアのグラーツに生まれた。入隊当初は高射砲部隊に属したが1941年9月にパイロット訓練生となり1943年2月18日に少尉としてJG52に配属された。同年5月6日に初撃墜、年内中までに26機を撃墜した。1944年5月17日に50機を達成、8月11日に中隊長に昇格、そして8月22日〜9月3日までの13日間に41機(!)の大量撃墜(則ち、8月26日に11機、同31日に13機撃墜)をしスコアは117機に達している。この間のスコアはほとんどIl2「シュトルモビク」であったと言う。9月25日にMe262装備の「コマンド.ノボトニー」の第2中隊長となり、10月25日には騎士鉄十字章を受章。その後ノボトニー隊が損害の為JG7に吸収されると、その中隊長となり1945年1月より活動を開始、1945年4月10日のP51との空戦で被弾による着陸失敗で戦死するまでに14機(一説によると16機)を撃墜した。総撃墜数は137機と言われているが諸説があり133機とも言われている。


↑1944年11月8日、エンジン故障のため速度を落とした所をジェームス.W.ケニー少尉のP51Dに捕捉されたフランツ.シャル少尉のMe262(当日P51型を3機撃墜)。この後、シャル少尉は落下傘降下して無事であった。


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