シャールB1/B1bis

CHAR B1/B1bis

1920年代後半のフランスの軍事研究機関に所属していたJ.E.エティエンヌ将軍が発表した「1921年計画」がもととなって製作が決定した戦車(75mm砲か47o砲を車体に搭載する15tクラスの歩兵支援戦車)で、基本的には歩兵支援戦車であった。1924年5月に4輌のモックアップが完成(2輌がシュナイダーとルノーの共同提出、1輌がFAMH、もう1輌がFCM製)、その中からルノーが契約を勝ち取った(FCMが開発を補助)。1929年1月に試作車が完成、1931年までに3輌の試作車が造られると言うゆっくりしたペースで製作が行われていた。試験の結果は上々で1934年に制式採用され「シャールB」となったが、既にこのころ新型の戦車がこの「B」を基本に開発されることになって居た為、新型を「B2」、以前の「B」を「B1」と呼ぶこととなった。「B1」は旧式化を防ぐ為に「B2」同様の改修が加えられ(即ち、砲塔をAPX-1よりAPX-4にして主砲を長砲身に、また無線の搭載、エンジンを出力の大きなものに)、「B1bis」と発展し1937年より生産された。
重   量:32t
寸   法:全長6.52m×全幅2.5m×全高2.79m 最低地上高0.48m
乗   員:4名
武   装:SA35 L/17.1 75mm砲×1(74発)、M31 7.5mm機関銃×2(5100発)
       SA35 L34 47mm砲×1(50発)
装   甲:最厚部60mm
エンジン:ルノー製6気筒ガソリン、307PS(携行燃料400リットル)(初期型は250PSの水冷式)
速   度:28km/h(路上)
航続距離:150km(路上)
無   線:-
備   考:-


シャール 2C

CHAR 2C

第一次大戦末期に設計された大型戦車。技術的な問題から1918年11月までに10輌しか完成せず、それもパワー不足からまともに動けない状態であった。使用に耐える状態となったのはドイツ製航空機エンジンの「メルセデス6気筒」を2基積んでからで、それでも不足であったらしく更に同国製「マイバッハ250PS」(型式不明)を2基に変更されている。また70tもある車体であったため通常のクラッチでは移動に問題があり複雑ではあったが「発電機→モーター駆動方式」を採用、これも故障多発の理由ともなっていた。第二次大戦でのドイツのフランス侵攻時には10輌の内8輌が健在(第51戦車大隊所属)で、そのうち6輌が貨車に積まれたが目的地以前に立ち往生し乗員によって破壊された。本車には1926年に1輌だけではあったが155o砲搭載の砲塔に換装した車体「C2bis」も存在した。
重   量:70t(68tの資料もある)
寸   法:全長10.27m×全幅2.95m×全高4.01m
乗   員:12〜13名
武   装:75mm砲×1(125発)、8mm機関銃×4(10000発)
装   甲:最厚部45mm〜13mm
エンジン:メルセデス製4気筒ガソリン、180PS
速   度:12km/h(路上)
航続距離:160km(路上)
無   線:-
備   考:-


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