サボイア.マルケッティ SM79 I〜III

第二次大戦のイタリア爆撃機の中で最も成功を納めた機体である。原型となったのは1934年に作られた競速機であり、一号機は旅客機型として製作された。二号機より爆撃機として製作されSM79-Iとして1936年より生産に入っている。SM79-Iはアルファロメオ126RC(780HP)を装備しスペイン内乱で活躍、また輸出としてユーゴスラビアに45機が送られている。SM79-IIはエンジンを換装した雷撃機型で、IIIは、ドイツで開発された雷撃機である。合わせて1330機生産されている。(以下性能はII型)
発動機 :ピアジオP11RC40 空冷星型14気筒 1000HP×3
寸   法:全幅21.2m、全長16.2m
重   量:自重7538kg、総重量11210kg
最大速度:434km/4000m
上昇時間:4000m/10分25秒
武   装:12.7mm×3、7.7mm×2 魚雷2本
備   考:SM79C(I型にピアジオP11RC40エンジンを搭載した要人改造機)、SM79K(C型
       に似たユーゴスラビア輸出機)、SM79JR(B型に似ているがエンジンがユンカース
       Jumo211Daを搭載するルーマニア向けモデル)、SM79T(エンジンにアルファロメオ
       126RC34を搭載し燃料搭載量を増やしたモデル)が存在。B型は下記参照。


サボイア.マルケッティ SM79B

1936年に初飛行した双発機型で輸出用の機体である。機首は広いガラス窓となり、エンジンは輸出先によって違うものを装備している。輸出先としてブラジルへ3機、イラクへ4機、ルーマニアへ46機(24機の資料あり)が輸出されている。
発動機 :アルファロメオ128RC18(930HP、ブラジル仕様)×2
      フィアットA80RC41(1030HP、イラク使用)×2
      グロームローヌ・ミストラルマジョールK14(1000HP、ルーマニア仕様)×2
寸   法:全幅-m、全長-m
重   量:自重-kg、総重量-kg
最大速度:-km/-m
上昇時間:-m/-分-秒
武   装:-
備   考:-

 

サボイア.マルケッティ SM84

1940年6月5日に初飛行したSM79の特殊雷撃機型。背中のコブがなくなり双尾翼式で胴体も延長されている。部隊就役は1941年2月(第41地上爆撃大隊及び第36魚雷連隊)であったが操縦性も劣り速度も思ったほど出ず、エンジンの信頼性も低く、不安定で不評であった。しかし地中海域で活躍し、マルタ作戦ではイギリス戦艦ネルソンに魚雷を命中させている。生産数は309機で、イタリア空軍納品は246機、残りはスロバキア空軍に輸出された。
発動機 :ピアジオ R11RC40  空冷星型14気筒 1000HP×3
寸   法:全幅21.2m、全長17.8m
重   量:自重8850kg、総重量13300kg
最大速度:432km/-m
上昇時間:-m/-分-秒
武   装:12.7mmスコッティ・イゾッタフラスキーニ機銃×4 爆弾1600kg又は魚雷2本
備   考:-


サボイア.マルケッティ SM81

1934年に開発されたSM79輸送機の輸送.爆撃機型で1935年のエチオピア戦争で使用された。スペイン内乱では旧式化していたが頑丈で使い安い機体であったため、第二次大戦でも夜間爆撃、輸送機として活躍している。また少数が戦後まで生き残りイタリア空軍で就役している(1950年頃まで)。生産数は535機。
発動機 :ピアジオ125RC35  空冷星型9気筒 750HP(700HPの資料有り)×3
      グロームローヌ14K(650HP)も一部搭載
寸   法:全幅24m、全長18.3m (各21.2m、15.8mの資料有り)
重   量:自重6500kg、総重量10500kg
最大速度:315〜344km/-m(340km/1000mの資料有り)
上昇時間:3000m/12分
武   装:7.7mm×5 爆弾2000kg(1000kgの資料有り)
備   考:-


サボイア.マルケッティ SM81B

機首をガラス張りにした双発機型で、エンジンはイソッタ.フラスキニ.アッソV型14気筒(840HP)を装備。あまり好成績を得られず量産はされていない。
発動機 :イソッタ.フラスキニ.アッソ V型14気筒 840HP×2
寸 法 :全幅-m、全長-m
重 量 :自重-kg、総重量-kg
最大速度:-km/-m
上昇時間:-m/-分
武 装 :-
備 考 :-


サボイア.マルケッティ SM82

SM75輸送機から発達した爆撃.輸送機型で1939年に初飛行した。当初は輸送機型のみであったが爆撃機型は1941年より生産されている。輸送機としても爆撃機としても非常に優秀で輸送機型では兵員40名、エンジンなら6基を運ぶことができ、爆撃機型としては4000kgの爆弾を積むことが出来たと言う(もっとも爆撃任務は与えられなかった)。本機は戦後もイタリア空軍で使用され1960年まで約30機が飛行していた。
発動機 :アルファロメオ128RC21  空冷星型9気筒 950HP×3
寸   法:全幅29.7m、全長22.7m
重   量:自重11975kg、総重量17963kg(各10600kg、18000kgの資料有り)
最大速度:322km/-m(370kmの資料有り)
上昇時間:-m/-分
武   装:12.7mm×1、7.7mm×3 爆弾4000kg
備   考:


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